経年劣化した各部をカスタムを兼ねてレストアし始めてどれくらい経ったことやら。
今回は以前も記事にしたポイントカバー。
ぱっと見にはあまり違和感がないかもしれないけど、アップにしたらこんな感じ。
たぶん、前のオーナーが立ちゴケして付いた傷…かな?はたまたクリア層が剥がれ始めてる跡かな?
少なくとも私は手に入れてから一度も地面につけてないから、これを自分が立ちゴケしたと思われるのが嫌だなぁということで、とうとうここへ手を入れることにしました。
周りが綺麗になるのも善し悪しです…。
ポイントカバーについて立ちゴケのキズ跡を消す方法
ポイントカバーについた傷を完全に消すためには方法は2つ。
パーツ交換といっても、すでにマイナー絶版車のXJR1200が選べるパーツというのは限られています。
また純正パーツについても既に生産中止などで手に入れるのが困難なパーツもあるなかで、わざわざ交換するまでもないか、ということで今回は磨くという方法を選択しました。
耐水ペーパーで磨く
今回も使用したのはヘッドカバーを磨いたとき同様、320番から600番までの耐水ペーパー。
320番で粗削り
まずは目の粗い320番から。
磨くこと10分。
さすがにいきなり耐水ペーパーでは深い傷までは消せませんでした。
逆にこれ以上削ろうと思うとディスクグラインダーなどの電動工具が必要そうですし、全体的な丸い形状を維持するのが難しそうです。
400番で磨き傷を整える
こちらが400番で磨いたところ。
かなり綺麗になってますよね?
ちなみに320番の時にはペーパーブロックみたいに当て板を使って磨いたのですが、ラウンドした面を当て板をすると多角形に磨き跡が残ってしまうため、400番から先は指を使って磨いてます。
600番で仕上げ
こちらが600番で仕上げたところ。
磨き傷が少し気になるところですが、もともとの傷はぱっと見わからなくなってます。
もう少しやるならピカールででもやってみますかね?
プチカスタムで左右の三本線の塗装も剥ぐ
ペーパーで磨いている時にふと気になった、左右にある三本線。
ついでにこの塗装も剥いでプチカスタムとしてみました。
塗膜なので、ペーパーに当て板をして軽くこすれば簡単に剥げます。
立ちゴケの傷は耐水ペーパーで消せた
もうすっかりポイントカバーについた傷は立ちゴケの跡と決めつけてますけど、この程度のキズであれば耐水ペーパーだけでも気にならないレベルに消せることが証明出来ました。
もしも立ちゴケして跡が残ってしまっている人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
コストと労力を考えても十分割に合うと思いますよ。
https://bikelife.work/headcover-polish-2/
コメント