この冬の課題としていたシートの張り替え作業。
あまり寒くなっても面倒だし、そもそもアイテムが揃ったのであればやってみようということで、シートの張り替えに挑戦しました。
そして今回の張り替え作業の時に、いっしょにゲルザブを仕込んでみようというのが今回のDIY。
結果として「この程度の作業か」という程度で、愛車を見違えるほど綺麗にしてやれたので、バイクのシートが破れた、汚れてしまったという方には参考にしていただきたいです。
またこの内容はYouTubeにも上げてますので、あわせてご覧になってみてください。≫XJR1200のシートを張り替えてみた(動画)
DIYでバイクのシートの張り替え作業に挑戦
古いシートの皮をはぎ取る
今回の古いシートの張り替えに準備した工具は以下の4つ。
この中で実際に使い勝手がよかったのが、マイナスドライバーとラジオペンチ。
マイナスドライバーでステップルを浮かして、ラジオペンチで抜けば簡単に抜けます。
実際に純正品がどれくらいの本数で止まっているかというと56本。
メーカー純正がこれくらいの本数で止まっているのだから、同じくらいは打ち込む必要があります。
ゲルザブの位置を調整する
こちらが丸裸にしたシート。
ここへゲルザブを埋め込みます。
https://bikelife.work/gelzab-ss/
何度もシートに座ってはゲルザブの位置を確認してマーキング。
この時点でマーキングをしておくと、新しい表皮を張るときに位置がずれても修正がしやすいのでおすすめです。
本当はこの後シートのアンコを削って、綺麗に埋め込みたかったのですがこちらは断念。
サンダーを使っても思うように削れなかったので、いずれ気になれば再度挑戦します。
ビニールと一緒にシートの皮を張る
こちらはルーシージャパンで購入した新しいシートと今までのシート。
パイピングの位置なんかもほぼほぼ一緒です。
https://bikelife.work/lucy-shop/
そして新しいシートの下地にビニールを張ります。
こうすることでシートが濡れてもスポンジまで浸み込まないようにするという役割があります。
新しい皮をタッカーでシートベースに打ち込む
こちらのシートの皮、なかなか丁寧に作られているようで、前後の中央にV字の切り込みがありました。
はじめに前後の中央を固定して、順次しわが寄らないようにタッカーを使ってステップルを打ち込んでいきます。
タッカーはステップルをレバーを握ることで打ち込むことができます。
このタッカー、ホームセンターでも一番安いものだったせいか、ステップルが最後まで打ち込まれませんでした。
飛び出たステップルはバイクに傷を入れないためにも金づちで打ち込んだり、ペンチで押し込んでおきましょう。
このシートのベースとなる樹脂は柔らかくて入りやすいです。
最後はこのあまったビニールを切り取っておしまい。
タンデムシートの方は綺麗に張れてるんですけど、肝心の自分が座る方には中のビニールによるしわが寄ってます。
今回使ったビニールはなんと100円均一のテーブル用のもの。
伸縮性に乏しかったせいなのか、そもそもこの程度なのかわかりませんが、手で触るとやはり浮いた感じもありますし、しわが気になります。
乗る時にはズボンをはいた状態で座るわけなので、実際にはさほど気にならないんじゃないかなというのを期待するところです。
コメント
キレイになりましたね(^^)
シートのアンコ(スポンジ)を切るならパン切り包丁が結構使えます。
段を慣らすならワイヤーブラシが良い感じです。
シートのアンコ調整で切ったり盛ったり削ったりすると・・・。
削ったアンコが静電気で洋服に付いたりそこいらじゅうに舞ってなかなか大変な事になる自分です(^_^;)
kinさん
ありがとうございます。
おかげで綺麗になりました。シートの皮が若干浮いてるのが気にはなりますが、使ってるうちになじむと信じて使っていきます^^。