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メガネライダーのツーリングにはシステムヘルメットがおすすめ

メガネライダーやツーリングメインのライダーにシステムヘルメットがおすすめできる理由 バイクライフ
バイクライフ

バイク乗りのみなさんはどんなヘルメットを使ってますか?

多分いちばん多いのはフルフェイスかな?

その次くらいはジェットヘルとかが来るのかな?

私はもう20年以上SHOEIのシステムヘルメットを使用しています。

システムヘルメットというのは見た目はフルフェイスなんだけど、顎の部分(チンガード)が開いてジェットヘルのようになるというもの。

一番最初にSHOEIからシステムヘルメットが発売されたのは1993年ごろで、その頃はJ-ACTORというシリーズ。

この頃は両手じゃないと開閉できなかったりしてすこし不便だったんだけど、その次の2代目シンクロテック(上の写真の黒い方)ではアゴ下に開閉のロックがあって片手で開閉できるようになって、その後マルチテックという3代目を経て、現在ネオテックシリーズに。

そんなシステムヘルメットですが、このヘルメットを長きにわたって愛用している魅力についてご紹介したいと思います。

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システムヘルメットのメリット

メガネを掛けたままヘルメットをかぶれる

システムヘルメットならメガネをかけたまま着脱できる

とにかくこのヘルメットをおすすめしたいのは、何と言ってもメガネライダーさん。

メガネライダーさんの場合、大抵メガネをシートなどの上に一旦預けてからヘルメットを被るんじゃないかと思うんですけど、以前シートから滑ってメガネを落としてしまって以来メガネを外すのが億劫になったんです。

それにフルフェイスの場合被った後にメガネを掛けようとすると、メガネのツルが耳に掛りにくかったり、変な形状になって違和感が残ったりするのも気になってたんです。

でもシステムヘルメットの場合にはメガネを掛けたままでヘルメットの脱着が出来るので重宝します。

ジェットヘルより安全

ヘルメットに求めるのはやっぱり安全性だけど、このシステムヘルメットはチンガード部分が開閉するためジェットヘルと同様の規格になると読んだことがあるので、安全性を突き詰めたいというのであればフルフェイスをおすすめ。

逆にフルフェイスの着脱が煩わしくてジェットヘルを被るくらいならこのシステムヘルメットをおすすめ。

ジェットヘルは開放感があるものの、アゴまわりの不安感は否めないところがあります。

システムヘルメットのこの開閉するチンガードがどの程度の衝撃にどれだけ耐えてくれるかというのは未知数ですが、転倒時の一番最初に地面に触れた一番大きな衝撃を受け止めてくれて、よりケガを小さくしてくれるという面では大きなメリット。

髪型が崩れにくい

ヘルメットを被る時、前髪ってどうしてます?

多くの方は前髪を上に上げておでこを出した形で被ろうとするんじゃないかと思います。

前髪がヘルメットの前からちょろちょろすると目に入って痛かったり、かゆかったりしますよね。

もちろんシステムヘルメットだと斜め上を向いて、ヘルメットの後部から前髪を上げつつ被ることが出来ます。

なので髪型も極端に崩れるようなこともなくなったように思いますね。

ヘルメットをかぶったままコンビニに入店できる

メガネを掛けた人なら余計に経験あると思うんですけど、いちいちヘルメットを脱ぐのってめんどくさいですよね。

基本的に店内でヘルメットを脱ぐのはマナーとしても、最近はごみ箱などを店内に設置するところも増えています。

コンビニで買ったジュースの缶をちょっと捨てたくても、わざわざヘルメットを脱ぐのが億劫な場合もあると思います。

そういった時、システムヘルメットでしたら顔を出せるのでそのまま入店してごみを捨てるといったことが可能です。

道を聞きやすい

フルフェイスの人にいきなり声かけられたら怖くないですか?

ツーリング中、道に迷って通行人に道を聞こうと思っても、突然フルフェイスかぶったバイクが横に止まったらひったくりかと思われても仕方ないとおもいます。

そんな時相手の顔が見られるシステムヘルメットだと安心ですよね。

ヘルメットをかぶったまま水分補給できる

システムヘルメットのチンガードを開けたところの比較

ヘルメットをかぶったけどもう一口水分を補給したかったとか、愛煙家の人だったらもう1本吸いたかったという事もあるでしょう。

ツーリング中にはそんな事いっぱいあると思います。

そんな時にこそこのシステムヘルメットは重宝するんです。

写真を撮る際にヘルメットを脱ぐ必要がない

最近のスマホをはじめとしてデジカメはファインダーをのぞきこむ必要はないので実感しないかもしれませんけど、一眼レフのようなファインダーをのぞきこむタイプのカメラの場合にはシールドを上げただけではファインダーをのぞくことが出来ないのです

でもシステムヘルメットであればヘルメットをかぶったまま撮影することが出来ます。

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システムヘルメットのデメリット

価格が高い

システムヘルメットはその複雑な構造、部品点数も増えるため値段が高いです。

一般的なフルフェイスの1.5倍から2倍近い価格設定です。

なので経済的な負担は少々大きいですね。

重たい

構造が複雑なため、どうしてもフルフェイスに比べると重たいです。

ただでさえ重たいと言われる頭を支える首、またそれらを支える肩や背中には結構負担です。

長時間、しかも極寒の冬場に乗ろうものなら、首から肩、背中にかけてガチガチになります。

≫ バイク乗りならでは?ヘルメットの重さに耐えられるように首のトレーニング

カーボン製はめちゃめちゃ軽い

カーボンで出来た軽量のものを以前使ってる人がいましたけど、重量は雲泥の差です。

ただ、お値段も雲泥の差です。

ふところに余裕のある方は参考程度でも検討してみてください。

チンガードを開けたままの状態で走行は出来ない

シールドを開けた状態で走行することはできますが、チンガードを開放した状態で走行することはできません。

物理的には出来るんですけど、安全が確保できないのでやめましょう。

何度か閉め忘れて発進したことはあるのですが、チンガードの部分が走行風を受けて頭を持って行かれそうになります。

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システムヘルメットはジェットヘルとフルフェイスのいいとこどり

システムヘルメットはジェットヘルとフルフェイスの間のいいところを取った便利で快適なヘルメットなんですけど、逆に言うと強度面ではフルフェイスには勝てないし、価格や重量などの面ではジェットヘルに勝てないというデメリットもあります。

ただ価格面が気になるのであれば、最近はOGKのヘルメットで安価できちんと基準を通した製品もありますし、使い勝手の良さはツーリングをメインとしている人にはとても便利で重宝するアイテムだと思いますので、次回ヘルメットの購入を検討する時にはぜひ候補に挙げていただきたいと思います。

初代からSHOEI使ってます
SHOEIの半額で買えます
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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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