先日車で信号待ちをしていたところ、間をすり抜けて出てきたのはZX-25R。
マフラーを変えててとてもいい音。
そう言えばこの辺でF1サウンドをさせて走ってたのはこのバイクかな?なんてことを思いながらライダーを見ると、なんとタンクトップ。
もうびっくり。
グローブほどはきちんとしたものをはめてましたけど、いやいや、キミ転んだらその腕なくなっちゃうよ?と。
もうちょっとらしいもの着ようよ、ということでこの話題。
確かに夏日も混じるような気候になってる来ると薄着で乗りたい気持ちはよくわかる。
でもちょっと待ってほしい。
暑いのならなおさらメッシュジャケットを着てみてほしい。
メッシュジャケットって想像以上に涼しいぞ
メッシュジャケットってどんなイメージですか?
- 見た目に暑そう?
- 重たそう??
- 大げさそう???
- ダサい????
まあいろんなイメージがあると思うんですが、そもそも論としてバイク乗りが素肌を出して乗るのはやめた方がいいです。
- でも風を感じて走りたい。
- 暑いから薄着で乗りたい。
それをかなえてくれたのがメッシュジャケット。
真夏ならなおさらメッシュジャケットがおすすめ
走ってるときには涼しい
どんなに涼しくたって、さすがに真夏になると暑いでしょ…って思いがちなんですけど、人が熱を感じるには温度・湿度・気流・放射・代謝・着衣量という温感6要素というものがあります。
冬に風がなければ耐えられるのに、風が吹くと耐えられないときを思い出してもらえばよく分かると思います。
そのなかでここ10年ほど注目を浴びているのが空調服。
このなかの気流を増やして体感温度を下げるという方法。
それと同じようにメッシュジャケットも、見た目より走行中の体感温度はめちゃめちゃ下がります。
https://bikelife.work/meshjacket-komine/
じゃあ止まってるときの温感はどうなる?
気流のおかげで見た目より涼しいのはわかったとして、じゃあ信号待ちしてるときはどうなの?という疑問。
基本的に服を着ることで空気の層ができ、その空気層が放射熱を遮断してくれるので、短時間なら苦にならないけど、服の中の空気が入れ替わらないことでその空気層が熱されてしまうのですぐに暑くなります。
なので温度的には素肌を出してたほうが涼しいけど、メッシュジャケットのおかげで直射日光をさえぎることができるので負担感は少ないです。
何より体の保護を考えるとメッシュジャケット一択
冒頭紹介したZX-25Rのライダーさんは大学生っぽい服装。
なので学校の行き帰りを考えると、どうしても普段着になるのは致し方ないとは思うんです。
でも万一飛んでしまったときには、ひょっとしたら腕はズタボロになるし、当然関節の骨折、脱臼といった大怪我をしてしまうかもしれないので、ダサくてもいいからメッシュジャケットを着てほしいと思うんですよ。