ボロボロになって以前から気になっていた我が家のダイニングチェア。
この記事をごらんの方の想像を超えるボロボロさになってたものの、そこは家族しか知らない世界ですんでいたんですけど、あまりにもあまりにも・・・
ということで、いろんな家具屋さんをまわって手ごろなものに買い替えようと、妻と何年か前から話してました。
ちなみに我が家のダイニングテーブルはこちら。
天板をバトンのウォルナットで塗装した我が家のダイニングテーブルの色にあうものもなく、このたび自作することとなりました。
ダイニングベンチをDIY
脚はIronnaのスツール金具
テーブルやいすといったものをDIYするうえで一番のネックは脚。
強度はもちろん、長さが合わないとがたつきの原因にもなります。
そのため最初に検討したのはイレクターパイプ。
脚の下につけるアジャスターなどもそろっているし、芯は鉄パイプなので強度的には心配なし。
でもデメリットは接続金具が高いのです。
そこで見つけたのはこちらのIronnaという店?会社??が作っている脚。
この黒のほか、ドブ付けメッキ調のものや白もありますが、1つ約4,400円で2つで8,800円。
ベンチの座面は無垢のフローロング
これはホームセンターで見つけました。
30mmもある杉・・・かな?の材料で、2mあるので長さも申し分なし。
最初は24mmの構造用合板なども考えましたけど、ワークデスクにつかったOSB合板の反省を活かして、衣類がこすれてもいいように仕上げ材であるフローリングを採用しました。
ダイニングベンチをDIYで作る方法
まずは長さを調整
我が家のダイニングテーブルは1800mm。
現物を確認しながら妻と出した結論は1300mm。
丸ノコでカットした後は、座面になる面をペーパーで擦ったり、トゲが刺さらないように角を擦ってあります。
ちなみに座面の奥行き方向は350から360mmになるように、1枚を180mmで縦方向にあらかじめホームセンターでカットしてもらいました。
丸ノコでも十分切れるんですけど、精度を考えるとホームセンターの機械でカットしてもらったほうが正解。
ベンチの裏面を塗装
いよいよ塗装作業。
今回も使う塗料はこちら。
一斗缶のラベルもかなり色褪せましたが、まずは裏面を1回塗装。
裏面は関係ないようですけど、昔集成材を片面塗装した時に反った思い出があるので、必ず両面、最低でも1回は塗りたいところです。
汚れ防止にもなりますしね。
脚の取付
足の取付は差しがねを使って、直角を見ながら取り付けると、それぞれ測って取り付けるより精度が出るんじゃないかと思います。
そしてこちらが取付用のビス。
思ったより太いので、下穴をあけていきます。
間違っても貫通させないように慎重に。
取り付けた様子がこちら。
結果的に材料が柔らかいので、下穴は不要だったかもしれませんけど、木材によっては下穴加工をおすすめ。
ダイニングベンチを塗装
最後にベンチの上になるところを塗っていきます。
塗料を出しておくトレイとローラーのセットを買ったんですけど、ローラーに綺麗に塗料がしみ込んでないのかご覧のありさま。
何度もローラーを転がしながら塗ったのがこちら。
まあ綺麗に出来上がったと思いますが・・・?
やってしまいました。
ちょっとズレてる。
まあその気になればもう1回カットするだけですけど。
掛かったコストはニトリの商品より安い
出来上がったダイニングベンチは、脚そのものが40cm以上あるのと、3cmという厚めの木材を使ったために、高さは少し高め。
このダイニングベンチをDIYするにあたって回った家具屋のひとつにニトリがありましたが、なかなかこういうダイニングベンチはなく、質感も高くない。
その割に2万円というお値段。
その点今回作ったこちらのベンチに掛かったお値段はこちら
Ironna 2脚 8800円
木材 2枚 2600円
合計でも12,000円で作れちゃう。
まあこれを高いか安いかというのはそれぞれだけど、ないものは作っちゃうというのもDIYの楽しみのひとつ。
もしもDIYでベンチを作ってみようと思う人はぜひ参考にしてみてください。