前回、塗装編で一気に完成度が上がると自分でハードルを上げてしまいました・・・
でもこの記事のもうひと手間が、完成度を引き上げてくれるのでおすすめです。
塗装の養生をエンジンから剥がす
オキツモの耐熱塗料は2~3時間程度で乾きましたけど、一応念のために一晩おきました。※メーカーの仕様書では24時間となっています
マスカーを丁寧に取ります。
特に塗装との境になったところは、養生についた塗膜が一体化してていっしょに剥がれてくる可能性があるので、慎重に外しました。
塗った直後なので塗装面が以上に艶ってる感じですけど、予想通り艶ありで正解だったと思います。
マフラーやタンクを付けていきますが、塗膜を傷つけないように慎重に取り付けます。
う~ん、beatiful^^
というか、いくら塗ったばかりといっても、塗装が新しすぎて違和感あります。
エンジンのフィンの塗装を剥いで仕上げ
ここからが本番の仕上げ編
元のエンジンを見ていただけると分かると思うのですが、フィンのエッジの部分は塗膜が無いんですよね。
これは熱の伸縮の時に塗膜に影響が少ないようにとも何かの雑誌で読んだことがあります。(本当かどうかは知りません)
どちらにしても真っ黒のエンジンというのを初めて見て、やっぱりやろうと思ったのがこのエッジの処理。
サンディングブロックにウエスを巻いて、薄め液でエッジの部分を拭き取っていきます。
結構地道~~。
でもそんな作業のおかげでこの出来栄え。
自分で言うのもなんですけど、この作業をしながら空冷フィンの造形美に惚れ惚れしてました。
エンジンをバイクに載せたままの自家塗装完成
どうだろ、1時間くらい掛ったのかなぁ?
いい感じ^^
全体ではこんな風。
元の写真を比べても雲泥の差です。
本当は塗装が完全に硬化してから、サンドペーパーでエッジの部分を削ろうかとも思ったんですけど、ほこりが付くのもちょっと嫌かな?と思ってシンナーを使いました。
▽その他、前段階の工程についてはこちらにまとめてます。
https://bikelife.work/category/xjr1200/enginerepaint/
▽これにてエンジンの塗装カスタム終了ですが、耐熱塗料最大の難点である焼き付けにかんする考察をこちらからご覧ください。
https://bikelife.work/engine-repaint-baked/
塗装して1年経過したエンジンです。心配した塗膜の剥がれなどは特に気になるところはありませんでした。
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