最近は電動バイクの話もチラホラ聞かれだしたけど、まだまだガソリンを主体とした内燃機関が主体ですね。
なので、バイク乗りでバイクに乗ってガソリンスタンドに行ったことがないって言う人はいないのでは?
今回はそんなガソリンスタンドで起きた悲劇の出来事をご紹介。
それは「ガソリンをつごうとノズルを傾けた瞬間にガソリンがタンクに掛かる」という被害。
これを防ぐべく、記事にしてみたいと思います。
給油前にガソリンがタンクに掛かるのを何とかしたい
給油する時って車は横向きだけどバイクは下向き
バイクには乗ってるけど車はほとんど運転したことがないっていう人も、特に若い人の中にならいるのかな?
多分最近はセルフのスタンドが増えたから、この記事を読んでる年代の人なら自分で車の給油をしたことがないって言う人はいないと思います。
車の給油口へノズルを入れるときって、基本的に横から入れますよね
なので、ノズルを下に向けることなく給油することができます。
でもバイクって基本的に下向きだから、給油する瞬間ってノズルを下向ける必要があります。
その時にノズルの中にガソリンが残っていたらどうなるか。
もうわかりますね、タンクにガソリンが掛かってしまうという惨事に。
前の給油者がノズルの中にガソリンを残してる
いやいや、なんでノズルの中にガソリンが残ってんだよって話なんですけど、車の場合には横から給油するからノズルの角度的に、中にガソリンが残ってる状態でもノズルを戻すことができます。
じゃあノズルの中にガソリンが残ってる状態ってどんなとき?というと、ノズルを給油口に浅く差し込んでギリギリまで給油する人がいた時。
実際にまだ給油する前の車で実験的に試してみたら、やっぱりそういう給油の仕方だとノズルの中に残りました。
有人スタンドではおなじみのこのギリギリまで給油する方法は、吹きこぼれすることもあるので、追加給油を禁止してるスタンドが多いです。
バイクのタンクをノズルから垂れるガソリンから守れ
給油前にノズルを下に向ける
一番効果的なのは、ガソリンを注ぐ前にノズルを下に向けること。
一時期どれくらいの確率で残っているのかと車の給油の時にもやってみてたんですけど、自分自身が考えてたより、多い頻度で残ってることがありました。
ガソリンスタンドの床面は、万一ガソリンがこぼれても負けないようにコンクリートで作られていますので、基本的に床面を痛めることは少ない。
そうかといって少量とはいえガソリンを、わざと床にこぼすというのは気が引ける。
バイクの左から給油する
そんな時におすすめのが左から給油するという方法。
バイクって車とちがって給油口を意識する必要がないので、右からでも左からでも給油は可能ですが、万一ノズル内にガソリンが残っていると仮定した場合には話は別。
左側からなら仮にノズル内にガソリンが残っていても、こぼれる前にノズルは給油口に。
反対に右側から給油しようとした場合、ノズルを給油口に近づけると先からこぼれるということに。
ほかにもタンク内が目視しやすいなど、いいことづくめ。
https://bikelife.work/refueling-leftside/
それでもガソリンがタンクに掛かってしまったら
それでもガソリンがタンクに掛かることってあります。
給油の時に飛び散ったりすることもありますし。
そんなときはなるべく早く拭き取ること。
でも最近のセルフのガソリンスタンドでは、こぼれた時のウエスが見当たらないことが多いですね。
ノズルにガソリンが残っている前提ならば防げるかも
今回はガソリンスタンドの給油前に、ノズルに残ったガソリンがタンクに掛かることを防ぐ方法を2つほど紹介しました。
・給油前にノズルを下向けて残っていないのを確認する
・左側からならノズルをギリギリまで上向けていられる
でも必ずしもこういう時ばかりではないかもしれないです。
そんな時には、そもそもノズルにガソリンが残っている前提で作業を行えば回避できるかもしれないです。
いずれにしても、あまりにガソリンが掛かる頻度が高いと、いずれタンクの塗膜を痛める原因になる可能性もありますし、給油の際はそういうことがあるかもしれないという気持ちで作業したいですね。