EneKey(エネキー)ってご存知でしょうか?
初期ガンダムとコラボしたCMでテレビで見たこともある人が多いと思います。
このEneKeyのなかにクレジットカードの情報などが入っており、給油のたびに度々財布から現金やカードを取り出す必要がありません。
またキーホルダーになっているので、車の鍵につけておけば財布を忘れても給油できないという心配がないのも特徴です。
すでに統合しましたけど、エッソでもスピードパスという同様の物があったそうです。
エネキーを作った理由
2019年7月からスタートしたEneKeyですが、当初ガソリンスタンドで案内をしていたときにはあまり魅力を感じなかったのです。
というより、EneKey自体がどう便利なのか?というのがイメージできなかったのが正しいかもしれません。
またEneKeyで支払いができるということは、何かしら現金の支払い設定をしなければならないことも容易に想像できました。
にも関わらず今回EneKeyを作った理由はこちらです。
バイクに乗っているときに財布からカードを出すのがめんどくさい。
バイク乗りにとってガソリンを入れるのって、意外とめんどくさくないですか?

①グローブ外して、財布を出して、カードを出して給油する(してもらう)。
②給油が終わったらレシートにサインをして(現金で支払ってお釣りをもらう)レシートをしまう。
③財布をポケットにしまって、グローブをはめて出発する。
あ~面倒くさい!!
まあ、確かにこんなもんだと言われればそんなもんですけど、EneKeyならキーホルダー型になっているので、グローブをはめたまま端末に近づけるだけでOK。
楽ですよね。
Enekeyはセルフスタンドで即日発行

EneKeyはセルフサービスステーションで簡単に作れます。
必要なものは以下の3点
- 運転免許証
- クレジットカード
- Tポイントカード(任意)
店内でクレジットカードをレジに通し、iPadで運転免許の写真を撮ったら、記載に必要な住所や名前、生年月日といった記載に必要な事項がすべて読み取られています。
その後何点か注意事項を聞いて、iPadに署名をしたらその場でEneKeyがもらえます。
めちゃくちゃ簡単です。
EneKeyに利用するクレジットカードの注意事項
クレジットカード1枚に紐付けできるEneKeyは1本のみ
例えば、バイクを複数台所有していたり、今日は車、週末はバイクと言った生活をされている人にとっては、EneKeyを複数本持ちたいという方もいらっしゃると思うんですね。
ただ1枚のクレジットカード紐付けできるEneKeyは1本だけですので、複数本を所有して1枚のクレジットカードで決済するというのはできません。
中には支払いカードの一元管理のために、ご主人の作ったEneKeyで普段は奥さんが利用するといったケースもあるかもしれませんが、会員規約第6条「貸与等の禁止」に該当しますのでできません。
そういった使い方をしたい場合にはクレジットカードの家族カードを作っておくと便利です。

特別提携カードとTポイントカードは併用できない
発行するときに、Tポイントと紐付けして200円で1ポイントのポイントを貯めることができますが、以下のカードでは併用できません。
- 楽天カード
- dカード
- TSキュービックカード
- JALカード
- ANAカード
- ビューカード
- レクサスカード
- セゾンカード(プラス含む)
これらのカードはエネオスのスタンドで給油した場合に、それぞれのカードのポイントがプラス加算されるため、Tポイントは併用できません。
クレジットカードの変更
以前私が紐付けしていたクレジットカードは楽天カード。
その後生活費を楽天カードで支払うようになったため、2枚目の楽天カードを作り、そちらに紐付けしたカードを変更しました。
必要なものはエネキーと新しいクレジットカードのみ。
店内で、店員さんがわずか30秒ほどの手続きで終了します。
EneKeyにおすすめのクレジットカード
いろんなクレジットカードが発行されていますし、ポイントをいろんな利用をされている方が多いと思いますが、私がおすすめするのが楽天カード。[PR]ENEOSでの給油はポイント2倍!
エネオスでの利用でポイントが追加加算されるのはもちろん、家族カードを発行しておけば、それぞれのポイントを合算して利用することも可能です。
また家族カードは家族の個人名で発行されるので、それぞれの家族カードをそれぞれのEneKeyと紐付けすることもできます。
100円で1円分のポイントが加算され、溜まったポイントは楽天市場をはじめとして、多くのお店で利用できます。
EneKeyの欠点
EneKeyの欠点は基本的にセルフ方式のエネオス(エネジェット)でしか使えないことです。
出光やJAといったエネオス以外のガソリンスタンドでも使えません。
また最近でこそセルフのスタンドが増えましたけど、田舎の方へ行くと個人営業のガソリンスタンドというのはまだまだありますし、そういう場所というのは意外とJAなんかが強かったりもします。
なので結局クレジットカードだったり現金という決算手段が手放せないというのは欠点ではないでしょうか。
エネキーのメリット
入会費、年会費は一切不要
Enekeyを発行するための費用や、それを維持するための年会費といったものは一切不要です。
無料で決済手段が増えるというのは一つのメリットです。
盗難補償付き
クレジットカードと紐付けしますので、盗難や紛失と言ったトラブルはやはり心配です。
ですが入会と同時に盗難補償に加入されますので、万一のときにも補償されますので、神経質に心配をする必要はなさそうです。
キーホルダー型になっているので携帯が楽
普段の通勤は社用のカードで給油しますし、自家用車は妻が普段使っているため私が給油することはほぼ皆無です。
なので私はバイクの鍵につけるつもりです。
財布を取り出さなくてもガソリンスタンドで決済できるというのはとてもメリットが大きいです。
まとめ
支払いは簡単なんですが、最後にレシートが出てきます。
普段からレシートを管理されている方や、ツーリング先では記念に集めてらっしゃる方にとっては結局それらをしまう必要はあります。
ですが、普段乗りの時にはスタンドにある不要レシート箱の中に入れて帰ってもいいですし、何かと重宝しますので、ぜひ作ってみてください。
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