今年の課題になっていたエンジンのヘッドカバー(タペットカバー)の研磨。
せっかくエンジンを塗装して綺麗になったのだから、このサビ?が浮いたヘッドカバーを何とかしたい、ということで今年中には何とかしたいと考えてました。
ちょうど別のDIYにサンドペーパーを買いに行ったついでに、耐水ペーパーが目に入ったので買って帰り挑戦してみました。
過去に車の直6エンジンのヘッドカバーをバフ掛けしたこともあるので大体完成予想はできていたものの、20年以上の年式を思わせない綺麗なエンジンに仕上がったように思いますのでぜひご覧ください。
バイクのヘッドカバーを綺麗に磨く方法
ヘッドカバーを磨くために使った道具は以下のもの。
正直耐水ペーパーとウエスがあれば養生するためのマスカー類は必要なかったかな?
プラグ周りを汚さないように養生
ヘッドカバーを磨くために耐水ペーパーを使用しますが、水をつけながら使用するため、プラグ周りを汚すと不必要な掃除が必要になるかもしれませんので、プラグ周りを一応養生しておきます。
ヘッドカバーとエンジンの境にはテープを1枚貼っておくとより良いと思います。
またガムテープのようなもので養生すると、塗装したエンジンの場合には剥がれる可能性があるので注意が必要です。
そのために私はマスキングテープで捨て養生をしてます。
耐水ペーパーでヘッドカバーを磨く
まずは目の荒い320番のペーパーから。
目詰まりしないように濡らしながらペーパーを掛けますが、あまりペーパーが大きいとタンクなどに当たって傷をつける可能性があるので、大きさは適宜調整してください。
あと、垂れた水はこまめにウエスでふき取ってください。
こうして見比べるとこの時点でもすでに雲泥の差。
さすがにここでは終われない。
次に400番。
ちょっと粗さはあるものの、ここからもう少し400番でていねいに磨いてやると綺麗になります。
ちなみに左側は400番でストップ。
ペーパーの目の向きをそろえておくとさほど気にならないです。
#400番でも及第点、出来れな#600番までやるとより綺麗
右側はせっかくだからと600番まで挑戦。
やっぱりやるだけの効果はあります。
400番の目を600番のペーパーで消す作業はあまり時間は掛からないので、せっかくならここまでやっておくと満足感は高いかもしれません。
シリコンを吹いておく
もう一つ気になるのは、ペーパーで擦ったあとの白錆びの問題。
ただでさえ綺麗にしたホーンも再びサビが浮き始めてますので、何かしらコーティングしておきたいところです。
耐熱クリアを吹くという手もあるようですが、現状はシリコンでも吹いておこうかと思ってます。
ヘッドカバーを磨くときの課題
タンクを外せばもう少し満足度の高いレストアができる
今回はタンクを外さずに磨いたので、一番外側のヘッド周りしか磨けませんでした。
第一印象としては両サイドのこの部分が磨けていれば綺麗に見えるのでいいかもしれませんけど、やはりタンクを外してやったほうが、より満足度の高い磨きが可能になると思いました。
耐熱クリアでどれくらいサビの発生が防げるか
今回耐熱クリアを吹かなかったのは、耐熱クリアが剥げてきたときにどうするか?という課題が気になったためです。
そのためシリコンを吹くだけでやめてますが、こちらも水には弱いと聞きますので時期に効果はなくなるものと思ってます。
その後のサビ発生までの時間や、再加工のタイミングが気になるところです。
錆びの浮いたエンジンヘッドを磨いてみた
今回のこちらの作業、わずか2時間半ほどの作業で終わりました。
せっかく綺麗にしてもエンジン単体にサビが浮いていたりするとやはりカッコ悪いので、やってみようと思った方はぜひとも挑戦してみてください。
そしてもっとやってみようと思う方は、ピカールで磨くともっと綺麗になると思いますよ。
コメント
キレイになりましたね。
ここ磨くと結構見栄良くなるし自己満足度も高いと思っている自分です。
kinさん、こんにちは
お返事遅くなりました。
さほどの労力もなくできたし、満足感高いのでおすすめしたいですね^^