慣れた人は何てことない作業だと思うんですけど、初めての人にはちょっと難易度が高めなタンクの取り外し。
もう何年もバイク乗ってますけど、今回エンジンの塗装をするに当たって初めて外しましたので備忘録として記事しておきたいと思います。
タンクの取り外し方
シートを外す
難易度 | |
作業時間 | 10秒 |
ご自分のバイクであればどなたでも一度や二度くらいははずした事はあるでしょう。
ボルト取り外し
難易度 | |
作業時間 | 1分 |
タンクが止まってるのはたった1本のボルトだけなのでメガネレンチ、ソケットレンチなどを必要とします。
私は基本的にスパナは補助的に使うだけで、ソケットレンチやメガネレンチを使っています。
え?当たり前ですって?(;^ω^)
カプラーの取り外し
難易度 | |
作業時間 | 30秒 |
ボルトを外したら少し持ち上げて、燃料計へ行くカプラーを外します。
写真ではカプラー自体4つ見えてますけど、上からぶら下がった1本だけです。
ただ、私は昔からこのカプラーを取り外すのが大の苦手なのですが、爪の部分をしっかりと押し下げ、慎重に引き抜くことで比較的簡単に取り外すことが出来ました。
燃料ホース取り外し
難易度 | |
作業時間 | 2分 |
燃料コックが「ON」になってるのを確認して燃料コックについている2本のホースを外します。
太いホースからは少量ですけどガソリンが出ますからウエスか何かを下に敷いておいたほうがいいです。細いほうは必要ありません。
タンクの取り外し
難易度 | |
作業時間 | 1分 |
ホース類を外したら後ろ側を持ち上げながら、斜め後ろに引き抜くように外します。
燃料の残量によってははタンク自体がそれなりの重量になってますから慎重に取り外します。
直に置くと傷の原因にもなりますし、コックが地面と干渉するので、置く場所を確保しておいた方がよいです。
タンクの取り付け
基本的に逆の手順です。
燃料ホースや負圧ホースを正確に奥まで差し込んで、はずれ止めのクリップを忘れずに掛けましょう。
あとは燃料計のカプラーをお忘れなく。
今までに2回、整備に出した後バイク屋さんの燃料計のカプラーの取り付け忘れという事がありました。
バイク屋さんも結構やらかすみたいですので。
バイクのタンクを取り外すために使用した工具
ソケットレンチはタンク固定のボルトを外す時、ラジオペンチはホースのはずれ止めのクリップを外す時、そしてホースを抜く時にこの内張りはがしが重宝しました。
車の内装をはがすときに、止めつけのピンを壊さず外す工具なのですけど、この工具を使う時のコツは先っぽのUの字になったところへホースに刺さっている金具にはめて、内張りはがしの背中でホースを外すように力を入れます。
もちろん、なくてもマイナスドライバーで代用して外せたと思いますけど、経験上ホースを傷つけることがありますし、ネットで情報探してたら何件かこのアイテムを使ったっていうサイトを見た気がしますから、XJRに限らずこのアイテムは重宝するかもしれません。
まとめ
タンクの取り外しって意外と簡単だなというのが初めて作業をした感想です。
タンクを外せるようになるとプラグの交換とか作業の巾が広がりますし、一度挑戦してみてもいいんじゃないかなと思いました。
どなたかの参考になれば幸いです。
▽引き続きバイク塗装の記事です
コメント
こんちは。同じXJR1200乗りですが、今度、プラグ交換をするので興味深く拝見しました。カプラーの他に抜くホースは燃料コック横の負圧ホースと燃料ホースの2本だけで、タンク裏のタンク裏の燃料ホースとリターンホースは外す必要はないのでしょうか??
きんたさん初めまして。
タンクの取り外しはカプラーと最低限のホースしか覚えがありません。
結構前のことなのでちょっと覚えがあやふやで申し訳ありません。
プラグの交換はタンクを外したほうが圧倒的に楽でしょうけど、ひょっとしたらタンクの後ろ側を持ち上げておくだけでできるかも?しれませんね。
コメントありがとうございました。