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XJR1200とXJR1300のスペックの比較

シルバーのXJR1200 XJR1200
XJR1200

以前から気になってたんですけど、XJR1200とXJR1300のスペックの比較をしてみました。

XJR1200についてはヤマハ発動機の公式HPからも行きつくことができませんでしたから、その他のバイク向けのサイトを参考にしています。≫ webike ≫ BikeBros

以前はこういった本が発売されるくらい人気車種だっだのですが、最近ではめっきり特集されることが減って悲しいです。

車格・大きさ

 XJR1200(’96)XJR1300(’15)
全長・全高・全幅2170×1120×7652175×1115×765
シート高790mm795mm
車両重量(乾燥重量)252kg
車両重量(装備重量)256kg245kg

車体に関してはほぼほぼ同サイズであり、両者による大きな違いはありませんでした。

ちなみにCB1300SF(’18)のサイズは2200×1125×795となっており、こちらも数値の上ではさほど大差がないのですね。

大きく見えるけど。

エンジン・スペック

 XJR1200(’96)XJR1300(’15)
排気量1188cc1250cc
ボアストローク77mm×63.8mm79mm×63.8mm
圧縮費9.7
燃費26km/l21km/l
燃料レギュラーハイオク
燃料タンク容量21リットル
最高出力97ps/8000rpm100ps/8000rpm
最大トルク9.3kg・m/6000rpm11kg・m/6000rpm
パワーウエイトレシオ2.6kg/ps2.4kg/ps

このXJR1200、XJR1300に積まれている空冷エンジンは、もともと1100ccだったものを排気量アップさせていったものです。

また、ご存じのようにXJR1200のエンジンはFJ1200から受け継いだもので、数字上全く同じスペックとなっています。

逆輸出仕様のFJ1200のスペック

XJR1200オーナーの一つの楽しみとしては、FJ1200のパーツを使ってフルパワー化するというのも一つかと思います。

ちなみに海外で発売されていたFJ1200のスペックは130ps/9000rpm、11.01kg・m/7500rpmというスペックでした。

XJR1200のフルパワー化

FJ1200のパワーの差は、エンジン本体の違いではなく、給排気のデチューンによるものでした。

XJR1200でも、逆輸入のFJ1200のパーツを使用してフルパワー化させることが可能です。

≫ XJR1200のフルパワー化という魅惑の言葉

XJR1300はハイオク仕様

XJR1300は排ガス規制なんかに対応する為に、2007年モデル辺りからキャブ式からインジェクション形式に変更されています。

また、それを機にハイオク仕様に変更になっています。

XJR1200とXJR1300の燃費の違い

カタログ値で燃費が5km/lも違うのは驚きですね。

実際私のXJR1200で12から13km程度ですから、まだ悪いのでしょうか?

≫ フルパワー化したXJR1200の燃費を改めて考えてみる

駆動系

 XJR1200(’96)XJR1300(’15)
キャスター角25°30′
トレール量103mm100mm
フロントタイヤサイズ130/70ZR17120/70ZR17
フロントタイヤリム幅3.5
リアタイヤサイズ170/60ZR17180/55ZR17
リアタイヤリム幅5.5
スプロケサイズF:17T,R:38T
チェーンサイズ532/110リンク530/110リンク

ほとんど一緒ですね。

XJR1200のオーナーさんは、タイヤをXJR1300のサイズにしてたりしますね。

私も以前、リアタイヤだけを180/55にしたことがあるんですけど、倒し込みや挙動に違和感を覚え、その次から元に戻してます。

ハンドリングのヤマハと言われる、ヤマハの繊細なセッティングを感じました。

ただ、1200と1300共に前後のホールのリム幅が同じという事ですから、前後共1300のサイズに変えてやればいいかもしれませんね。

≫ XJR1200にXJR1300(’03)の純正ホイールの流用が可能か?

キャスター角とトレール量

上の表を見ていただくと、キャスター角に関しては同じ25°30′ですがトレール量には3mmの誤差があります。

こちらについて考えていたところ、行きついた結論がタイヤサイズです。

XJR1200のフロントタイヤは130/70、XJR1300のフロントタイヤは120/70で、共に17インチのホイールです。

 XJR1200XJR1300
外径613.8mm599.8mm

この差が、CAD上でキャスター角からシミュレーションしてみると、トレール量で約3mmの誤差が生じています。

つまり、タイヤを1300と同様にするのであれば、前後共変えるのがおすすめということですね。

ただでさえXJR1200のフロントタイヤのサイズはレアサイズですし、次から1300サイズに変えてもいいかも。

まとめ

以前から気になってたことが数字で表にできました。

今後気になるようなスペック必要になった時には追記していきたいと思います。

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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