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マジックアワーを撮影するなら秋がおすすめ

バイクは暖機運転して走り出す カメラ
カメラ

真夏の暑さも一段落、朝晩はかなり涼しくなり始めましたね。

まあ日中はまだまだ暑い日も多いですが、秋の日暮れはつるべ落としと昔から言われるように、日が暮れると一気に夜が街を包みはじめます。

でも平安時代の清少納言も秋は夕暮れと言っていたように、一日でも趣のある時間帯。

秋は夕暮。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず

夕暮れ時に烏が寝床に帰っていく(かどうかはわからないけど)様子などは確かに趣を感じます。

さて、そんな秋の夕暮れにおすすめなのがマジックアワーの鑑賞。

そもそもマジックアワーとは何なのでしょうか?

困った時のGoogle先生によりますと、ウィキペディアを先頭に紹介してくれました。

マジックアワー (magic hour) 、マジックタイムは、日没後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽が姿を消しているため限りなく影の無い状態が作り出される状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。ゴールデンアワー (golden hour) とも呼ばれる。

日没後の薄明かりの時間帯は、まるで魔法(magic マジック)のように芸術的写真が撮れてしまうことからそうよばれる。写真家の間ではよく知られている。オレンジ色ないし金色の空と地上に光る人工的な明かりが組み合わさって幻想的な風景を写し出す。 時間が遅くなると紺色の空となり夜景となる

引用:ウィキペディア「マジックアワー」

日没後の、まだ目視で視界が効く時間帯をイメージしていただければよいかと思いますがマジックアワーはそんな夜が街を包む前に少しだけ存在するまさに魔法の時なのです。

カメラを趣味とする人だけでなく、多くの人がそのひと時に魅了されるのです。

綺麗ですよね・・・

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マジックアワーの撮影には秋がおすすめ

湖面に反射したマジックアワーの空

日没時間の変化

マジックアワーを撮影するのに秋をおすすめしている理由はズバリ、日没の時間です。

こちらのデータは各月における、広島の日没時間です。

日の入り時刻
1月17:11~17:39
2月17:40~18:05
3月18:06~18:30
4月18:31~18:53
5月18:54~19:16
6月19:17~19:27
7月19:27~19:13
8月19:12~18:38
9月18:37~17:57
10月17:55~17:18
11月17:17~17:00
12月17:00~17:10

お住まいの地域はこちらの国立天文台のサイトからお調べください。≫ 国立天文台

お仕事にもよるかとは思いますが、大体に17時過ぎごろに職場から退社すると仮定すると、日没時間の最適時刻は、おおよそ18時ごろが頃合いかと思います。

それ以上に早ければ慌ただしいですし、遅ければ日没まで待つというのはよほどでない限り苦痛に感じる方もいらっしゃると思います。

上の表から、18時前後の日没の時期は2月3月、9月10月となります。

秋なら気候もほどよく気持ちいい

お住まいの地域にもよりますけど、日没時期に暑くもなく、かと言って寒くもないという時期は本当に限られています。

広島の時間帯で見ると、2月3月というのはまだまだ寒いです。

これらの時期にマジックアワーをのんびり楽しもうというには、あまりにも苦行です。

気候的にも最適な時期というのは年間を通してもどれほどもないのです。

なので寒くもなく、暑くもなく、何より通勤帰りの車内から楽しむにも、適当な時期というのが9月10月の秋ごろということになります。

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マジックアワーを撮影してみる

マジックアワーの撮影

もう数分早ければ、全体的に空が紅く照らされてたのではないかと思いますが、急きょスマホで撮影したにしてはそれなりに写ってると思います。

天体の動きというのは、想像するよりも早くて、数分の違いで見せてくれる景色が変わります。

お気に入りの場所を見つけておく

秋の夕暮れのマジックアワー

マジックアワーの撮影準備におすすめなのは、お気に入りの場所を見つけておくということ。

私の場合には帰宅途中にあるこの池の場所。

車が止められる場所であって夕焼けが綺麗にみられる場所はもちろん、場所の高低や人の有無など、自分が思うような場所を見つけておくには、夕暮れの数分を左右します。

雲が出ているとホワイトバランスを触ってみたい

雲の有無でまた違った空が表現できる

雲が出ている場合、雲によってもマジックアワーの見え方は変わってきます。

個人的には多くない程度にあったほうが、雲が紫色などに変化して好きです。

ぜひホワイトバランスなんかを変化させて撮影してみてください。

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芸術の秋、自然が作り出す景色を楽しんでみては?

マジックアワーのヨットハーバー

暑さも緩んで寒くもない、秋は気候的には何をするにもいい時期だと思います。

仕事帰りに寄り道というのは、厳密な事を言うと事故した時には労災の関係でトラブルのもとになったりする可能性はありますが、通勤途中に自分のお気に入りの場所を見つけておくと、何かあった時にも楽しみができます。

ぜひ自然が作り出す魔法のような時間を楽しむ時期にしてみてはいかがでしょうか。

何をするにも快適なこの時期を有意義に過ごしたいですね。

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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