先日「日中に長時間露光をしてみましょう」と誘われて、このクソ寒い中一緒に撮影会に行ってきました。
これまで長時間露光というと夜間ばかり撮影してきたんで、ちょっと新鮮だったんだけど、新たな発見もあったので少しご紹介。
長時間露光には三脚とNDフィルターが必須
長時間露光させると動いているモノが消える
前にこのブログでも紹介したんだけど、夜景やイルミネーションだったらまあまあ簡単に人は消せます。
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
とはいえ、上の記事のような手法は日中では使えないので(使ったことない)果たしてうまくいくのやら…。
まずこちらが普段の風景。
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通行人もいっぱいいるし、とても人通りを消して景色だけ撮影しようというのは無理がありますね。
でもあるフィルターを取り付けて撮影するとこんな感じ。
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ど真ん中の人は相変わらずだけど、他の人たちが消えましたね。
もう少し時間をずらして撮ったのがこちら。
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ほぼほぼ消えました。
厳密に言うとした2枚の写真には歩いている足が写ってたりはしますが。
この撮影に使ったのがNDフィルター。
過去に波のない海の写真とか撮ろうと思って買ったことあるんだけど、実際にはほとんど使ったことがありませんでした。
これまで昼間の風景を撮ろうとしたときに、通行人が入るのが嫌だったから撮影することはなかったんだけど、こういうフィルターを取り付けるだけで通行人を消すことができるのなら、今度から日中の風景画像も撮ってみたいと思いました。
NDフィルターを使うとヘッドライトは撮影できる
ここまで流れるヘッドライトを撮影しようとしたら完全に夜でないと難しい…。
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ところがNDフィルターなしでも設定次第でここまで撮れます。
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もう少し長く露光させると明るくなるし、雰囲気を残すには目いっぱいの設定かなぁと。
これにNDフィルターを取り付けてやれば、この時間帯でももっと露光させて流れるヘッドライトとかが撮影できるかも。
NDフィルターを使って違った写真も撮ってみる
日中撮らなかったのは、通行人とかが写って因縁付けられても嫌だなぁと思ったから。
でもこの方法なら人や物、車などは消えてくれるので、これまでと違った写真も撮れるかもしれないです。
もちろんある程度人や物が動く場所という条件は必要ですけど、これまでにないカメラライフを過ごすことができるかも。
今持ってるNDフィルターはこの2枚。
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もう1枚あったと思うんだけど、別のところにしまったかな?
こんなことになるのが嫌な人は、ネットを探すと1つのフィルターで可変させられるものもあるらしく、リングの部分を回すことでフィルターの濃淡が調整できるらしい。
いずれにしても、たぶんこの2枚だけでは役不足なので、もう少しこれで撮ってみたら次はもう少し濃いNDフィルターに手を出してみようと思います。
そうそう、こういうフィルターを買うときには、レンズの直径を確認してから買いましょうね。