進行性のガンだと言われてはや8年。
これといった治療法もなく生活習慣によってその進行性を緩めることぐらいしかできないガン、それは老眼。
人の目はこんなにも衰えるのかと痛感しました。
ここ数年は特に早くて、暗いところで文字が見えにくいなと思ったら、あっという間に近くの文字が見えにくくなりました。
そうしたときに、無意識に上目遣いでメガネの上から物を見てる自分の姿に気づき、これはそろそろ遠近両用のメガネを作る必要があるかなと思った次第です。
最近は見た目がわからない遠近両用メガネができて興味を持ってたんですけど、とあるメガネチェーン店で体験レンズを使ってみたところ、非常によく見える。
そこで作ってみたのですが、本を読んだりするときにはきちんとした老眼鏡(手元鏡)を作ったほうが使いやすくコスパが高いです。
遠近両用に関して気になると言った方は、一つの情報源として参考にしてみてください。
JINSにて遠近両用メガネを作成
以前はメガネの田中を使ってたのですけど、最近はJINSにお気に入りのフレームがあって、こちらを多く利用してます。
そして何よりJINSは非球面レンズが標準なのが最大の魅力です。
ただし、ブルーライトカットや色入りのレンズ、今回のような遠近両用と言った特殊なレンズに関してはオプション価格、さらに仕上がりまでに時間が掛かります。
ちなみに遠近両用で1週間かかりました。
近眼用の測定のあと近距離測定を行う
遠近両用のメガネを作ったのですけど、まずは普通に遠くを見る用の近眼用の測定をして、その後近くを見るための老眼用の測定していきます。
たぶんここまでは普段メガネを作ったことがある人なら、違和感のある作業はありません。
普段の目線の位置を測定
ここからが少し違う作業。
普段メガネで見る時の視線位置を測定していきます。
遠近両用のメガネでは、近眼用と老眼用のレンズが1枚のレンズになるので、レンズの場所によっては歪みやボヤケが発生する可能性があります。
なので普段の視線の位置にその境界が来ないための作業です。
作業とは言っても、自分たちは正面を向いているだけ。
店員さんがレンズにマジックで印をしてくれます。
高さが低いフレームは難しいことも
レンズの上の方は長距離用、下の方は近距離用になります。
なので眼鏡の高さ方向の幅が小さい場合、その境目の影響が出る可能性があるとのことで、本来選んでいたフレームより少し大きい物を選ばされました。
本当ならより大きいものの方が使いやすいらしいのですが。
遠近両用のメガネは使いにくい
1週間後、メガネを受け取りに行きました。
今回作成したきっかけは、以前使っていたメガネの鼻あて部分が壊れたからなので、非常に見やすくなったのはいいのですが…どうも使いにくい。
というのも、近くの物を見るときにはレンズの下の方を使って物を見ないといけないから。
つまり遠近両用メガネの場合、遠くから近くを見るときに目だけを動かして見ないといけないので、その動作的に慣れてない。
それだけでなく本を読みながら視線だけ動かそうとした場合には、本の上の方を読もうとするときに近距離用のレンズ域から外れてしまって文字がぼやけるということも。
両方「あっていい」は両方が「使いにくい」という感じ。
量販店で買う遠近両用メガネはレンズの割高感が否めない
オプション価格がメガネ本体と同等の価格
JINSの遠近両用のオプションレンズにかかる価格は+5,500円。
これをどう考えるかはわかりませんけど、このフレームが6,000円程度のものなので、単純にオプションレンズ代が高い。
フレームが安くなればなるほど、このオプション価格に対しての抵抗感は強くなります。
オプション価格でもう1本作ったほうが使いやすい
その後JINSによって遠近両用ではない近距離用のメガネレンズについて相談したところ、老眼用の手元鏡の場合にはフレームに表示された価格で作れるとのこと。
ならば室内用に安いフレームで手元鏡として老眼対策のメガネを作ったほうが良かったのではということに。
さらに2本目からは割引されたりするキャンペーンをしてることがあるので、価格としてはむしろ安くなります。
遠近両用はおすすめしないい。作業にあったメガネを作ろう
今回至った結論としては、普通の近眼用の眼鏡と老眼用のメガネ、両方作ったほうが使いやすかったということでした。
特にバイクに乗ったり車を運転したりということに遠近両用は必要ありませんし、パソコン作業や特に勉強したりするときに掛けるメガネは老眼用のほうがはかどります。
でもそれは今現在がまだその程度の老眼だからかも。
そろそろ遠近両用のメガネを作ろうかなと思ってる人は、まずは使用する場面を考えて、頻度の多い用途に応じて選ぶことをおすすめします。