ホームセンターでも安価に手に入るすのこ。
一般的には収納なんかの通気を確保するために使われたりしますけど、最近はDIYブームも手伝ってすのこを使った棚を作る方も多いようです。
私もすのこを使って電話台なんかを作ったことはありますけど、今回はそのすのこそのものを作ってしまおうという企画。
そもそも規格品のいいところは安価に手に入れることができることですが、逆に好みのサイズがない場合にはその改造はさらに難しいのです。
まさに今回はそのパターン。
ということで「すのこのDIYの仕方」と、「DIYしたすのこの利用方法」をご紹介します。
DIYですのこを作ってみる
すのこの材料
まずすのこの材料。
- 木材
- 木工用ボンド
- (釘)
ワンバイ材とかでもいいかもしれませんけど、作ったあとの重量のことを考えて選ぶのがコツ。
私は丁張板とかぬき板とか言われるような安いもので作りました。
工具としては
- のこぎり
- さしがね
- 金づち
- スケール
と、さほど高価な道具や材料は必要としません。
すのこの材料を切る
板を切る時にはさしがねを使って、丁寧に線を引きます。
そして意識してほしいのは、線を残すようにして切るのか、線で切るのかということ。
この線1本が出来上がりに大きく影響します。
そして切ったのはこちら。
これをすのこ状にしていきます。
木工用ボンドで木材を接着してすのこ状にする
すのこの部材を今度は木工用ボンドで固定します。
初期接着力はありませんが、釘やビスだとその部分が割れたり貫通したりすることがあるので、長期的に安心して固定できるのは木工用ボンドです。
板を片側は壁などの動かないものに当て、もう片方は当て物をして揃えるように板を並べたら、木工用ボンドをつけて貼り合わせます。
さしがねでなるべく直角になるように取り付けますが、間隔が詰まったり、直角がずれたりと意外と手間です。
ボンドが乾くまで重しをして放置する
木工用ボンドが乾いて強度が出るまではやはり時間が掛かります。
できれば1日、最低でも一晩くらいはおきたいところ。
その間に板どうしが密着するように、重しをして動かさないようにしましょう。
必要なら小さい釘を打つのもありだと思います。
出来上がりがこちら。
DIYで作ったすのこの利用方法
さて、今回わざわざ手間なことをしてまですのこを作ったのは、このサイズのすのこが必要だから。
まずは塗装をします。
色塗りするだけで材料の印象が変わります。
木材の状態によっては#120くらいのサンドペーパーで軽く掛けておくと綺麗になるかもしれません。
次に丁番をつけます。
ホームセンターで買ってきた安価なものですが、この丁番を取り付けるために、このすのこの材料幅が必要だったのです。
ちなみに桐のような材料は時間が経つと緩んでくる可能性があるので、ヒノキなどのしっかりした材質のものをおすすめします。
そしてくの字にして立て、板を置けばサイドテーブルが完成。
そして使わないときには自作棚の目隠しに。
たぶんこれにエアプランツとかを取り付けるとちょっとおしゃれかも。
気候も良くなりますし、連休の暇つぶしにいかがでしょうか。
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