バイクはとても楽しい乗り物なのですけど、車と比べると決定的に劣ることがあります。
それは積載性。
特に北海道一周といった長い泊まりがけのツーリングなどになると荷物も増えますが、荷崩れだったり道中の天気というのは心配事の一つです。
ツーリングバッグをお持ちの方とかパニアケースをつけてるという人も多いかもしれませんが、そんなに泊まりがけでツーリングに行くことがないので付けてないという人も多いはず。
それをカバーしてくれるのが宅急便です。
宅急便を使って要所要所で荷物を受け取り、その都度自宅に返送すれば荷物を最低限に抑えることができるので、山盛りになった荷物が走行中に荷崩れといった心配から開放されるのです。
宅急便で送った荷物をツーリング中に受け取る方法
営業所止めで受け取る
まずは宅配業者の営業所止めで受け取る方法。
クロネコヤマトでは発送時に営業所を指定して受け取る、営業所受取サービス(クロネコヤマト)がありますし、郵便局のゆうパックにも郵便局留め(郵便局)といったサービスがあります。
ただこれには欠点があって、自分の道中に営業所があるとは限らないという点とあまりよく知らない街で宅急便の営業所を探すのは大変なのです。
宿泊施設で受け取るのが一番無難
一番荷物を受け取るのに適した場所は宿泊施設。
宿泊先のホテルだったら、自分が移動中であっても変わりに受け取ってくれます。
ただいきなり送ってもホテルの方も迷惑になりますし、トラブル防止のために受け取ってくれない可能性もありますから、必ず予約した日と名前を伝えたうえで送ってもいいか確認を取りましょう。
宿泊施設に断られたら事前にコンビニ受け取りに変更
例えば人が常駐しないライダーハウスのような宿泊施設の場合や、ワケあってホテルでの受取を拒否されるというケースも考えられます。
これは試したことはないけど、一旦宿泊施設宛に送っておいて、その後近くのコンビニ受取に変更という方法もいけるかも。
クロネコメンバーズの会員ならネット通販でも配送中の荷物の受取場所を変えられるので、変更さえ忘れなければ先方に負担を掛けずに使えそう。
自宅へ送るならホテルやコンビニからでも
ツーリングしてると増えてはないけど徐々に荷物がかさばってくるというのはよくあるのではないかと思います。
それ以外にもお土産を買ったから荷物がいっぱいになってきたというケースもあるあるです。
そんなときには自宅に送り返すのがおすすめ。
発送するのであればホテルやコンビニから簡単に送ることができます。
当然到着は翌日以降になりますので、必要なものは手元に持っておく必要があります。
宅急便で送っても荷物がゼロになるわけではない
もしも1泊2日とかで荷物をホテルで受け取って、すぐ送って変えるのであれば問題ありませんけど、逆にそれくらいなら荷物も少ないので使う宅急便を必要はないかも。
宅急便を使ってまでのツーリングとなると、どうしても荷物を持って移動しないというのは想像できませんので、最低限荷物を固定する道具は必要です。
私がおすすめするのはこちらの荷締めベルトです。
これを金具に通して引っ張ると元に戻りませんから、しっかりホールドすることが出来ます。
さらにネットなんかと比べても省スペースですから、シートの下にしまえるメリットがあります。
ツーリングに宅急便、コストは掛かるけど快適性はあがる
泊まりがけなどになるとどうしても荷物が増えるというのは避けて通れないわけですけど、そうかといってバイクに荷物を固定して移動するというのもストレスです。
でも宅急便を使うことでそのストレスから開放されるというのは非常にメリットが大きいのではないでしょうか。
確かに最近は宅配料金なんかも高くなってきたので、ツーリングコストとしては上がります。
でも頼れるところは有料のサービスを頼りながら楽しくツーリングできるなら、それも選択肢の一つではないでしょうか。
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