高速道路1000円の政策時に多くのフェリーが姿を消しましたけど、九州四国間のフェリーはまだまだ残っています。
この航路がなくなれば、車やトラックは関門海峡を越えなければならないので、今後もぜひ残ってほしいところ。
さて前回は国道九四フェリーをご紹介しましたが、今回は宇和島運輸フェリー。
どちらを使うかはわかりませんが一応調べておきたいと思います。
宇和島運輸フェリーの料金
こちらも大分と愛媛を結ぶ航路で、別府港(大分)と八幡浜(愛媛)を結ぶルートと臼杵港(大分)と八幡浜(愛媛)を結ぶ2ルートが存在します。
今回の私のルート(九州最東端を踏破してからの四国行き)としては、下の臼杵・八幡浜のほうが使い勝手が良さそうですが、とりあえず両方調べてみました。
八幡浜~臼杵間の料金
種別 | 料金 |
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大 人 | 2,350円 |
小 人 | 1,180円 |
下の表は特殊手荷物料金になるバイクの料金表。
種別 | 料金 |
---|---|
自転車、ほか軽車両 | 1,000円 |
原動機付自転車 | 2,000円 |
自動二輪750㏄未満 | 3,000円 |
自動二輪750㏄以上 | 4,000円 |
八幡浜~別府の料金
種別 | 料金 |
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大 人 | 3,150円 |
小 人 | 1,580円 |
種別 | 料金 |
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自転車、ほか軽車両 | 1,400円 |
原動機付自転車 | 2,600円 |
自動二輪750㏄未満 | 3,800円 |
自動二輪750㏄以上 | 4,900円 |
自動車や他の手荷物料金はこちらから ≫ 宇和島運輸フェリー料金
宇和島フェリーの料金割引サービス
フェリーって料金だけ見てると決して安いことはないですから、割引サービスというのはうまく利用したいところ。
調べてみると宇和島フェリーでは各種の割引サービスもあります。
割引サービスの中で、比較的多いのではないかと思うのが下の3つ。(黄色ライン)
JAFはいろんなフェリーで割引が使えるケースが多いのでチェックしておくといいかもしれません。
あと特殊なのはフェリー接続割引やお遍路割引。
宇和島運輸フェリーは和歌山~徳島間の南海フェリー、高松~神戸間のジャンボフェリーと提携しており、その時の乗船券の控えを提示することで10%のフェリー接続割引が適応されます。
和歌山から大阪周りの九州入りはかなり距離も伸びますので、この航路乗り継ぎはありかもしれません。
こちらも割引サービスのページでご確認ください。≫ 宇和島運輸フェリー各種割引
宇和島運輸フェリーの運航ダイヤ
国道九四フェリーは片道1時間ほどでしたが、こちらは八幡浜臼杵間で片道2時間25分、八幡浜別府間で2時間50分程度掛かります。
なので、便も九四フェリーと比較しても少なめの1日6便から7便。
万一乗り過ごすと最低でも2時間以上のタイムロスとなるため、時間の判断は慎重に行いところです。
宇和島運輸フェリーの乗り場までのアクセス
最近はスマホで簡単にルートが検索できますが、全体的な位置を把握するにはやはり地図も捨てがたいですよね。
なので地図と連絡先をまとめます。
季節や天気に関するダイヤの変更などはあらかじめ確認をしておいた方がよいかもしれません。
四国側の八幡浜港
自動車道から約30分の八幡浜港。
Googleマップによると八幡浜市街から国道九四フェリーの三崎港までは約45分ほど陸路を走る必要があるので、この位置から乗れるのは正直便利です。
住所 | 愛媛県八幡浜市沖新田1586 |
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電話 | 0894-22-2100 |
別府港
住所 | 大分県別府市南石垣無番地 |
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電話 | 0977-21-2364 |
臼杵港
住所 | 大分県臼杵市板知屋大寺浦 |
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電話 | 0972-63-5118 |
宇和島運輸フェリーの方が国道九四フェリーと比較して九州最東端からは便利?
料金を比較しても、便数を比較しても圧倒的に使い勝手の良いのは国道九四フェリー。
しかしながら地図を開いて最東端である鶴御崎との位置関係を見てみると、臼杵港へのアクセスのほうが有利です。
また国道九四フェリーの四国側、三崎港から八幡浜までは約45分というデータもありますが、あの道はバイクであっても時間が大幅に短縮できるような道でもありません。
トータル的な時間を考えたとき、運賃以上に時間を優先するべきケースもあるでしょうし、季節によって日の長さを考慮して柔軟に判断したいところです。
https://bikelife.work/akebono-maru/
https://bikelife.work/kyuushi-ferry/
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