以前作ったこちらのワークデスク。
とにかく安く、そして必要なサイズのものがほしかったので、天板にはOSB合板を使用。
最初はちょっとこの木目がおしゃれかな?って思ってたんだけど、この材質ゆえに服が引っかる。
手や腕が引っかかるていどなら痛いと思うほどではないのだけど、服も痛むし、パソコン作業以外のことをするときにはスペースが不足するので、以前作ったすのこを使ってサイドテーブルを臨時で組み立ててL字状にして使ってたんです。
これが結構煩わしくて部屋のど真ん中を使ってしまうし、いちいち片付けるのがめんどくさいので、このたびワークデスクの延長を決意。
これをワークデスクっていうのかどうかはわからないけど、DIYの良さってフルオーダーで必要なサイズのものを作れること。
そこで今回改めて作り変えてみました。
部屋の端から端までワークデスクをつけてみた
今回の計画は部屋の端から端までをカウンター状にすること。
その総幅は2,610mmで奥行きは500mm
もちろんこんな長い材料はなかなかないし、あってもとても高価。
私がDIYするときに一番大事なことは値段。
とにかく安いもので満足の行くものを作りたい。
なので今回も選んだものは合板で、12mmの合板を途中をジョイントしてやろうという計画です。
ワークデスクに必要な合板の厚みは?
今回ワークデスクを延長するにあたって、大工さんに「机に必要な合板の厚みってどれくらいかね?」と相談してみたところ、「最低でも20mmくらいいるんじゃないか?」と言われました。
ところが前回作ったワークデスクの合板は9mm。
それでいて特段不自由なほどたわんだりすることもなかったのです。
そこで今回はワンランクアップの12mm。
これだけあれば前回よりたわみは少ないというもくろみです。
このもくろみはあたり、勉強したりノートパソコンを置いたりして作業する程度には不自由はありませんでした。
この件はまた後ほどご紹介します。
配線用の穴は前回同様採用
前回のワークデスクを作った結果よかったものは配線用の穴。
この穴の開け方は板に切り目を入れて、両サイドをドリルで抜くだけ。
ただしあまり長いものは必要なかったということで、今回は少し短めに設定してみました。
角や表面はサンドペーパーで整える
前回のOSB合板もペーパーで擦ったんですけど、やはりモノがモノだけに手に引っかかりました。
この手の合板は想像以上になめらかになるので、カットしたところや角は80番くらいから、表面の仕上げは200番くらいでは擦りたいところです。
2枚の板の奥行き方向の寸法が合わない
トラブル発生です。
500mmでカットしたつもりの2枚の板がそれぞれ502mmと498mm。
目標寸法とはたった2mm差なんですけど、相互は4mmということで再度カット。
この仕事は丸のこじゃないと無理ですね…
ワークデスクの支える脚はカラーボックス
前回作ったのはそれまでギタースタンドにしていたラックとすのこを組み合わせた棚を使ったんですけど、今回ワークデスクの支える脚はカラーボックスをカットしました。
カラーボックスは安価なのに安定して自立してくれるので、こういった用途には向くと思います。
棚にもなってますしね。
塗装はまたの機会に
問題は塗装。
直前まではテーブルとかにも塗ったバトンを使おうかと思ったものの、イメージより黒すぎるし乾かないと判断。
そこで塗装の色は再検討ということで、テーブルマットを敷いて使ってます。
ウォールトゥウォールのワークデスク完成
こちらが出来上がり。
右半分は遊び用、そして左半分は勉強や事務作業用として使い分けるつもりですが、まあ想定していた通りの質感とサイズ感に割りと満足。
ただ、12mmのベニア合板では、すのこやカラーボックスに乗せるだけでは、やはり大工さんの言うようにたわみました。
たわんだというより、内側に引っ張られたという表現が正しいかもしれません。
そこで、合板の端をすのことギタースタンドの部分にビスで固定してます。
若干たわみはありますが、体重を掛けた作業でない限りは問題ないと思います。
あとは配線の処理なんかが残ってますけど、それまでの高さや出幅がマチマチの部屋より統一感があって良くなったと思います。
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