写真を撮った時のホワイトバランスというのは想像以上に仕上がりを変えてくれます。
≫ スマホでも効果あり!写真を撮影する時にホワイトバランスの設定を変えてみよう
ところが1か所でホワイトバランスの設定を変更しながら撮影していると、時間も掛かりますしシャッターチャンスを逃してしまうことがあります。
特に夕方のマジックアワーと呼ばれる日没後の暗くなるまでの間などは、わずか数分で劇的にシャッターチャンスを逃すことがあります。
そこで、おすすめなのがRAW撮影です。
RAW形式のメリット・デメリット
写真のデータ形式で一番メジャーなのが「jpeg」という形式だと思いますけど、一眼レフなんかで撮ると、RAW形式でも撮影が出来るんですね。
RAW形式ってなんや?というのはいずれ機会があればまとめてみたいと思いますが、簡単にいうと、jpegが1枚の画像として色を認識しているものに対し、rawは点ごとに色データが入っているというようなものです。
光の三原色が…というような話にも飛躍しますので、ここでは割愛します。
光の三原色についてはこちらでも触れています。≫ 光の三原色からすると赤+薄緑=オレンジなのか
RAW撮影のメリット
さてRAW形式で撮影した写真は後日画像を加工することが出来ます。
加工範囲は明るさや色のほかにホワイトバランスを変更することが出来るんです。
なので、ホワイトバランスを変えた写真を何枚も撮影しなくても、構図とピントをしっかり合わせてRAW形式で撮影さえすれば後は自宅でOKというわけです。
明るさなどを変更した写真はいずれご紹介したいと思います。
RAW撮影のデメリット
こちらもRAW形式で撮影すると、1枚の写真にとても多くのデータが入りますのでデータが大きいというデメリットがあります。
まあ、最近は大きい容量のSDカードとか売られてますから、持ち運びに関しては大した問題ではないと思うんですけど、撮影した時にSDカードに書き込む際に時間が掛るんですよ。
例えば動くものの撮影をしたいときとか、寒い夜空の下での撮影の時には少しでも早く書き込んで欲しいと思うんです。
なので、SDカードは最低でもclass10のものを選びたいですね。
そしてRAWファイルの保存場所にGoogleフォトにアップロードするのはやめた方が良いです。
≫ GoogleフォトにRAWファイルをアップロードするのは注意
RAW形式でホワイトバランスを加工した例
こちらは以前工場萌えしてきた時の写真です≫これにて走り納め・・・かな?工場萌え編
どれが好みかというのは置いておいても、同じ写真でもこれだけ違うんですよ。
https://bikelife.work/picture-wb-setting/
RAW現像のフリーソフト
ちなみにこれらの編集をするためには、RAW現像のソフトが必要になるのですが、私が利用しているのはこれらの無料で利用できるものです。
≫ RAW現像のフリーソフト「darktable」のインストールの仕方
≫ RAW現像のフリーソフトRawTherapeeをインストール
まとめ
このブログはバイクやカメラなどを趣味としたブログですので、専門的な事はまた別の人にお願いするとして、せっかく高機能のスマホとかあるんですから、ホワイトバランスを気にしてみるとまた違った写真が撮れると思うんです。
カメラってつくづく奥深いなぁとおもいますね。
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