先週、先々週とバタバタしましてやっと自分の時間が作れました。
先日購入したエコカラットをつかって和室のリフォームをしていこうと思いますけど、今回は1回目ということで、エコカラットの切り方や貼り方、道具についてご紹介していきます。
今回貼る場所は床の間。
使用した商品は和室に似合いそうなこちらの商品。
エコカラットのニュージュラク(消炭色)というものですが、ムラのあっていい風合いです。
そして、こちらがリフォームの場所となる和室にある僅かばかりの床の間です。
エコカラットの切り方
まずは切断という作業がともないます。
エコカラットを切る道具
道具はたったのこれだけです。
- カッターナイフ
- 定規
- やすり
本来ならエコカラット専用工具のロータリーカッターをおすすめしますが、意外にもエコカラットはカッターナイフで切ることが出来ます。
そしてまっすぐ切るための定規として差し金で代用しました。
金属製の定規であれば大丈夫ですが、紙を切るのとはわけが違いますから、指のガードのある定規を使った方が良いと思います。
ここでは30cmの定規をご紹介してますけど、エコカラット自体が303mmあるので、50cmくらいの定規であることが理想です。
せめて、切れない手袋と呼ばれるこの手の手袋をしておいた方が良いです。
エコカラットの切り方
最初の1度目は軽く表面に切り目を入れるつもりで切ります。
そして2度目はちょっエコカラットの芯を切りに行くように少し強めに。
最後3度目はもう少し奥まで切るつもりで。
ここまで切り目を入れたら後は下に板でも置いて、上からバキッと押さえるようにすると割れます。
ただ、切ったというよりは割ったという感じの切り口はこの様にガタガタになってます。
やすりで若干裏を削るように斜めに削ります。
私はボードヤスリというものを使いました。
分かりにくいけど、最初よりだいぶマシになってます。
エコカラットの切り口を削る理由
エコカラットの切り口を削るのには理由がありまして、ガタガタになった切り口がタイルの目地に影響を与える可能性があるのです。
タイルは目地がずれると、かっこ悪いので、手間は掛りますがここは削っておいてください。
エコカラットを貼る道具
道具はこちら。
左から
- こて板(自作)
- ケーキのクリームをデコレートするやつ(ダイソー)
- おたま(ダイソー)
- コテ
櫛目(くしめ)をつけるタイル用のコテ
エコカラットに限らずタイルを貼るためには櫛目ゴテを使用します。
下の図の左を見てください。
青い部分はボンドを表しますが、平たんでなければ、ボンドの厚みによってタイルがまっすぐ貼れないということが起きがちです。
ところが右の図のように多い少ないはあれど櫛目がついていれば、タイルを張った時にボンドが広がってまっすぐ貼れるというわけです。
ボンドを乗せておくコテ板
ご飯を食べる時に箸を使っても茶碗を持つように、ボンドを塗る際にはコテ板と呼ばれるアイテムは必須です。
ちなみにボンドを乗せる前に養生テープで養生しておくと後片付けがめちゃ楽ですのでおすすめです。
エコカラットの貼り方
壁にボンドを塗る
ボンドを取って、こて板に。
用途的には100円均一で売ってるおたまで十分です。
以前は、クロスを剥いでから貼ってたんですけど、今回は壁紙の上に直にいってみました。
くし目をつける
タイルを貼るために櫛目をつける必要性は前述したとおりですが、クシ目をつけてやると、部分的なボンドの多い少ないが良くわかります。
エコカラットの貼り付け
とりあえず1段目を貼って様子見。
ずれるかと思いましたけど、しっかり付いています。
問題はここ。
ここにはコンセントがあって壁にボンドがつけにくい。
なので、エコカラットに直につけて貼っちゃいます。
残り。
ここまできて後は高さ方向の調整。
実は割付の関係で一番下にも切り物を入れています。
エコカラットの割付・コンセント部分の対策についてこちらからご覧ください。
https://bikelife.work/431532758-html/
エコカラットを剥がす方法
決して安くないエコカラットを買った、貼ったわけですから剥ぎたいという人はなかなかいないかと思いますけど、一応ご紹介しておきます。
基本的に被害や掛かる費用が大きいと思ってください。
今回はクロスの上に直接貼ってますから、エコカラットを金槌などで割りながら剥いでいけば、最後はクロスの貼りかえの要領でそれなりに剥ぐことが出来るかも知れません。
ただ、新築の住宅の場合プラスターボード(壁材となる石膏ボード)に直接ボンドを塗って貼っていますから、このボードも一緒に撤去する必要があります。
さらにさらに石膏ボードは建築建材のなかでもかなり処分が厄介な建材ですし、到底粗大ゴミや不燃ごみで捨てられる代物ではありません。
この点だけはご注意ください。
エコカラットは切りやすくDIYで施工もしやすい
今回ここまで貼った感じとしては、表面の質感と色のムラの感じがとっても良いです。
この色だけでなく他にも色があるので、部屋やお好みで選べそうですが、何より驚いたのはエコカラットの施工のしやすさ。
もうすこしエコカラットの入手性が良ければDIYで人気になりそうですねぇ。
割付に関する記事です
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