二輪車のETCは高いとはいえ、料金の支払いなどで手間が掛ることも手伝って、つけてる人は結構増えたんではないでしょうか。
そういう自分は、バイクに乗る機会以上に、バイクで高速に乗る機会がないものですから、つけたいけど付けてないというのが現状です。
さて、そんなETCですけど、普及が始まった頃はETC割引だとか高速1000円とかっていう恩恵があった割に、最近ではめっきり恩恵を受けることが無くなって寂しいと思ってた人に朗報です。
ETC搭載の二輪車限定「ツーリングプラン」
このプランはツーリングライダーに、各地域のツーリングスポットの活性化、さらには高速道路の利用促進を狙ったプランです。
メリット
実際にこのプランを利用するには、後ほど紹介するサイトから事前の申し込みが必要ですが、連続する2日間、対象の高速道路が定額で乗り放題となります。
デメリット
エリアプラン内では乗り放題となりますが、当該エリアを通過する場合は定額となりませんので注意が必要です。
引用:NEXCO東日本
ツーリングプラン実施中のエリア
NEXCOの東日本、中日本、西日本の3社によるプランになりまして、合計13ものコースから選ぶことが出来ます。
申し込みのサイトはそれぞれ異なりますが、共通して事前申し込みが必要な事には変わりありませんのでご注意願いたいと思います。
▽2020年の開催情報はこちらへどうぞ
https://bikelife.work/touringplan2020/
期間
期間は2018年4月27日から11月30日までです
首都圏(NEXCO東日本)
関越道・上信越・中央道コース
2日間乗り放題で定額4,000円です。
ギリギリ50名道のひとつ、ビーナスラインまで届きますね。
1泊2日でこのプランだと高速は必須となりそうですから、4000円で乗り放題は嬉しいですね。
引用元:関越道・上信越・中央道
東関東道・館山道・常磐道コース
2日間で3000円という定額で、アクアラインも利用できるのは嬉しいですね。
東北道・常磐道・磐越道コース
唯一の3日間、そして5000円のコースになります。
引用元:東北道・常磐道・磐越道コース
東名・中央道コース
2日で3000円のコース。
伊豆や箱根を一回りしながらツーリングコースが選べます。
こちらは首都圏に入っていますが、NEXCO中日本の管轄になります。申し込みに関しては下のNEXCO中日本のプランをご覧ください
引用元:東名・中央道コース
申込方法
上の3つのプランに関しては、画像の引用元のURLから各申し込みサイトへ移動できます。
画像下の方にあるボタンをクリックし、利用日を選択したうえで、車種やETCカードの番号を入力します。
その後利用約款等を確認して完了です。
詳しくはこちらの公式ページ(≫ ご利用の流れ)を参照してください。
4つ目のプランに関してはこのあと紹介するNEXCO中日本の申し込み方法を参照してください。
中京圏(NEXCO中日本)
中京圏はこの3ルート、プラス上記の首都圏(東名・中央道コース)を含む4プラン。
引用元:NEXCO中日本
東海北陸道・北陸道コース(赤エリア)
2日で3000円。
東名・中央道コース(青エリア)
2日で3500円
富士山やビーナスラインまでいかがですか?
伊勢道コース(緑エリア)
2日で3000円
伊勢志摩や京都方面まで足を延ばせます。
申し込み方法
中日本の申し込みには速割という会員に登録する必要があります。
申し込みは、その速割に会員登録したうえで、各コースに申し込みをします。
関西圏(NEXCO西日本)
阪和道コース
2日間、2500円のコースになります。
以前、私も和歌山方面へは行きましたけど、和歌山方面は想像以上に長いのでこのプランが2500円で利用できるのはありがたいと思います。
≫ 本州最南端「潮岬」を巡るツーリング~潮岬、くしもと大橋、橋杭~
引用元:NEXCO西日本
舞鶴若狭道・中国道・山陽道
2日間、3100円のコースで、竹田城や姫路城といった城跡や、神戸など回ることが出来るエリアになります。
引用元:NEXCO西日本
名神・北陸道・京都縦貫道コース
2日間、3000円のコースで、天橋立や京都市がといった方面を走れます。
引用元:NEXCO西日本
申込方法
各画像の引用元のURLから申し込みサイトに飛べます。
利用約款への同意や、利用日程などを確認したことにチェックをし、ジャパンライダーズ宣言を確認し、申し込みをします。
ですが、同意事項の後に利用開始日を選びますので、普通逆じゃないかなって思います。
詳細についてはこちらの公式の案内PDFをご参照ください。≫ 申し込みの流れ
これはこの後紹介する九州についても同様の手続きになります。
九州(NEXCO西日本)
熊本・佐賀・長崎
2日で3100円です
引用元:NEXCO西日本
左上佐世保中央まで行くのであれば、日本本土の最西端「神崎鼻」はもうすぐです。
熊本・大分・福岡
2日で3100円です。
別府や湯布院などの温泉地を巡りつつ、やまなみハイウェイなどがコースに狙えます。
引用元:NEXCO西日本
熊本・宮崎・鹿児島
3日で定額4600円です。
引用元:NEXCO西日本
申込方法
同じNEXCO西日本の管轄ですので、関西圏と同様です。
まとめ
料金を見ていただくと感じると思うのですけど、このツーリングプランはかなり安いです。
できれば中国地方があればもっとありがたかったですが、高速道路を利用すると、行動範囲がぐっと広がりますから、上手に利用したいですね。
くれぐれも渋滞時の路肩走行は気をつけましょうね。
▽遠出したときにはロードサービスの連絡先などはチェックしておきたいですね
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