今年車検から返ってきた愛車の車検証をみて軽くショック。
前回の車検の走行距離が25,900km。そして今回の走行距離が27,400km。
その差わずか1,500km。
にもかかわらず車検代は73,600円という結果に。
ちなみに前回の2年間の走行距離はこちら。
平成29年4月 21,900km→平成31年4月 25,900km
こちらもわずか4,000km。
維持費たけぇ~
果たしてこんなバイクライフを送るために自分の愛車として維持する必要はあるのでしょうか?
結論を言っちゃうと、お金が掛かってもいいから維持しないと二度とバイクに乗る機会はなくなってしまうということ。
今はレンタルバイクという楽しみ方もあるのは理解してますけど、自分の場合にはたぶん乗らないんじゃないかな。
ただでさえ休みの日しか乗らないし、雨が降ったら乗らない。冬は寒いから乗らないんだから、借りてまで乗るわけがない・・・
独身と違って結婚するとバイクとの付き合い方も変わる
独身の方は、昔の私のように「俺は一生バイクに乗るんだ」なんて言って意気込んでる方もいらっしゃるとは思うんですけど、なかなか結婚するとそういうワケにいかなくなります。
その問題がお金と家族。
特に子供が生れると特にそうです。
結婚すると財布や時間が共有化される
多くのご家庭で、一つの財布からお互いが自由に使えるお金をお小遣いとして受け取るというケースが多いかと思います。
1か月いくら受け取るかはそのご家庭次第とは言っても、その中から車検や保険、メンテナンス費用やツーリング費用を捻出するのはなかなか難しいものがあります。
そしてそれは金銭面だけでなく、間についても同じで、独身時代とは違い余暇は自分だけのものでなくなりますし、バイクという乗り物は次第に乗らなくなるのです。
子供が産まれると、さらに維持できない理由もわかる
1人の時間より家族との時間を望むようになる
まだ夫婦2人の時には、お互いの時間も尊重しつつツーリングに行くということもできるのですけど、小さな家族が増えると、余暇が自分だけのものでなくなるというのは顕著になります。
バイクには晴れた日に乗りたい。でも晴れた日曜日くらいは子供と一緒に外で過ごしたい。
こう考えるのは親として必然の感情です。
将来への支出も増える
家族が増えると間違いなく支出が増えます。
ミルクやオムツといったものや服、身のまわりのものはもちろん、少子化の理由の一つともいわれる教育費の高騰。
保育料や高校の授業料無償化なども行われていますけど、大学全員進学とまで言われる時代です。
そうなると子どものが将来の学資を含め、将来への支出に備える必要性が高くなります。
生活への不安要素は除外したくなる
そしてバイクならではの事故の悲劇。
いくら男女平等に働きに出られる時代になってきたとはいえ、子供が小さいうちには病気したり行事ごとなどで2馬力で働くことが難しいことも多々あります。
そこへ事故で万一のことがあったら…?
「家族が増えたからこそバイクに乗ってほしくない」という家族の気持ちというのは、次第にバイクを遠ざけてしまうものです。
結婚してもバイクに乗り続けるためにはどうしたらいいか
普段から安全運転を心掛けて家族に心配をかけないようにする
事故というのはどんなに気をつけていてもおきてしまうものではありますが、もしもあなたが「バイクで転んじゃってさ~」なんていう報告を受ける立場だったらどうでしょうか。
まあ報告を受けられるくらいならいいのかもしれませんけど、バイクというのは一発アウトの確率が非常に高いものです。
ふだんの車の運転でもスピードは控えめに、安全運転に努め、家族に不安を与えることがないように心掛けたいものです。
https://bikelife.work/speed-html/
バイクの維持費は趣味として割り切って常に乗れる状態で維持する
あと大事なのはこれ。
まあ今は乗らないからいいや・・・と車検を切ってしまわないこと。
私も何年か車検を切ってたことあるんですけど、よほどていねいにメンテナンスしない限り状態は悪くなりますし、私自身手放そうかと考えたことはありました。
幸い北海道ツーリングがきっかけになってまた楽しく乗り始めることになりましたが。
なので、趣味費として割り切って常に乗れる状態で維持することはかなり大事です。
とはいっても乗らないバイクの車検だというのは負担ですよね。
そこで1日当たりのコストを冒頭の車検代を実績とし算出してみます。
こう考えるとなんか維持できそうじゃないですか?
例えばタバコを辞めるとか、習慣化してるコンビニコーヒーを辞めるとかしてお金を貯めたり、パートナーに理解してもらえるようなことを継続してするとか。
結婚してバイクライフを続けることの難しさ
まだ10代の頃「俺は一生バイクに乗るんだ」「サンデーライダーの中年オヤジにはならねぇぞ」なんて考えてた時もありました。
若いうちとか独身のころは、金、時間すべてが自分のものなのでバイクを維持することは自分の意志次第なのですが、結婚して、さらに子供が生まれるとそれらは共有の財産となり、次第にバイクを維持し続けることは難しくなるのは事実です。
幸い私はつかず離れずの関係でバイクのある生活を送ってこられましたし、そう考えると私はパートナーの理解に恵まれたなと思ってます。
ライフスタイルが変わるとバイクとの関係、そして自分の考えも変わります。
乗り続けるのも一手、下りるのも一手。
ただ一時期の感情に流されて手放してしまうと、二度と手に入らないアイテムかも知れませんので、そのあたりは慎重な判断をしたいものです。
https://bikelife.work/rider-reason-why/
コメント
自分は16歳からバイクに乗り続けています。
高校の時に一生バイクに乗ると言っていた友達は少しづつ生活環境が変わって皆バイクを降りました(^_^;)
自分は売ったら最後二度と買えないと思っていますし、乗ってるXJRをかなり気に入ってるので先は分からないけどまあ乗れるだけ乗ろうと思っています。
車検はユーザー車検なら約20000円位で済みます。
予備車検場で、ライトの光軸調整をしていけば大体受かります。
自分は手間はかけても金かけない方向で頑張って維持しています。
kinさん、こんばんわ
私のまわりも全く一緒です。そして乗れるだけ乗ろうというのも。
ユーザー車検安いんですね、今の7万円くらいでも高くないと思ってたのでびっくりです。
私も手間をかけて金掛けず楽しんでいきたいと思ってます。
はじめまして、私もかつてバイク乗っていました。バイクの楽しさは乗った者でしか分からないと思います。転勤族の私は、北海道、東北時代にバイクに乗っていました。最高だったのはご承知のとおりです。東京に戻ってどこまでも街並みしか続かない景色、50mおきの信号等で手放してしまいましたが、それっきりになってしまいました。今からハーレーのスピードスター買いたいなと思っていますが、カミさんから大ブーイングを受けています。買える気がしません。記事楽しみにしています。なんか、なつかしかったのでコメントしてしまいました。
洛西さま、コメントありがとうございます。
そうなんですよね、一度手放すと再び手に入れることって難しいですよね。
ぜひ奥様を説得して第二のバイクライフをお迎えください^^