事の発端は和歌山のツーリングから帰った後の洗車の話から。
瀬戸内に住んでいると、太平洋とか日本海とかの波の高さや海の向こうに何も見えないこの景色は新鮮味を感じるんですけど、時間が経つにつれてなんかシールドが突然見にくくなってきたなぁって思ってたんです。
で、夜にライハでシールドを拭いていて至った結論が、長時間海沿いを走ってきたので波で海水が霧状になって舞ってたんじゃないかと。
そんな事もあって、いつもより丁寧に洗車してました。
そして、いよいよ拭き上げ・・・って時に
??
なんじゃ?こりゃ~~~~(松田優作風)
一瞬手間が止まりました。
XJR1200のオイルフィルターカバーにオイル漏れ発見
ちょっと見にくい写真で何なんですけど、左のクランクケースの後ろ辺り。
サイドスタンドの真上がオイルフィルターで、その上がクラッチの油圧ホースが取り付いてるとこです。
果たして、この茶色い垂れたものは???
エンジンオイル?クラッチフルード?
バイクで液体状のものといえば、ガソリン、ブレーキ・クラッチフルード、エンジンオイルぐらいなもんですし、見た目ドロッとした感じから、エンジンオイルのような気がするんだけど、なぜこんなとこから??
エレメント交換した時に何かあったか、締め付けが甘いのか?
オイル漏れに気付いてウエスで拭いたときに、この垂れた液体がドロッとした粘度のあるものに感じたので、クラッチ関連の可能性も残しながら、十中八九オイル漏れだと思ってたんですよね。
なんかクラッチフルードって、サラッとしたイメージを持ってましたので。
とはいえ、オイルらしきものが漏れているというと急を要するので行きつけのバイク屋さんへ行ってきました。
クラッチの分解
自宅からバイクを引っ張り出した時、バイクの下にオイル漏れのような跡は無かったから、まずは一安心したものの、バイク屋さんに着いて、「これなんだけど?」と伝えると、「あ~なんか付いてますね」の一言。
覗き込んだら確かに垂れてる。
さっそく分解してくれて診断してもらったところ・・・
残念、クラッチでした。
クラッチからのフルード漏れはXJR1300と共通の持病らしい
この外した部分がどういう作用してクラッチが切れるのかわかってないんですけど、聞いた感じだと「この中にブレーキキャリパーのピストンのようなものが入ってて、それで本体の方の棒を押してクラッチが切れる」という認識をしました。
私の認識だと今の外した部品をばらして、中のシールを交換って感じでしょうけど、同型エンジンのXJR1300でも、ここのトラブルは多いようですね。
当然フルードも交換になる?補充でいける??
YAMAHAさん、しっかり改善させて下さいよ・・・
エンジンオイル漏れの可能性は?
ちなみにオイル漏れの可能性は?
この形状だとオイルのエレメント部分のカバーからは滲んだあとも見られなかったので、エンジンオイルという方は可能性なさそう。
とりあえずパーツの注文だけして帰宅
問題の修理の方だけど、とりあえずこの先遠出する予定もないし、もう少し涼しくなってから・・・とも思いましたけど、なにせ20年以上経過したバイク。
連鎖反応で異常が出始めたら大変なので、とりあえずパーツの手配だけ頼んで帰りました。
塗装も傷めるしね。
今までこのバイクで異常がでたのって、エンジンのヘッドカバーのガスケットから二度ほどオイルが滲んだ位でホントノントラブル。関連: XJR1200がヘッドカバーからのオイル漏れのため修理した話
不具合でも続けば買い替えとかっていう発想も頭の片隅に出てきそうなものですけど。
ただ、バイク屋さんでも話してたんですけど、ブレーキ関係とかそろそろメンテナンス的に手を加えてやる必要は出てきそうですね。
キャブとエンジンの間のインシュレーターもひび割れてきてるし、いつか大きな出費が来そうです。
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