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本土最南端の地「佐多岬」踏破が将来のバイクライフを変えるきっかけに

九州の最南端 本土最南端「佐多岬」
本土最南端「佐多岬」

人生2度目のキャンプツーリングの夜の記事はこちら

人生初のソロロングツーリングとなった4日目は、昨日の予報どおり朝からどんよりした天候でした。

昨日の旭川のハーレーさんもすでにおきてごそごそされていましたが、私も今日はメインイベントをこなす必要もあり、そそくさとテントなんかを撤収して、いざ出発。

▽出発前の野営場

佐多岬近くのキャンプ場で

昨日の飲み残し?・・・残った焼酎は今夜のライダー達のために残して帰りました。

この日の目的地は雲仙・諫早なのですが、このときには思いもがけない展開となることを私は知りませんでした。

それは後のち分かるとして、実は学生時代に長崎出身の友人がおりまして、この雲仙が噴火したときの話を聞いていたので、一度行ってみたかったんです。

あとはこの当時何かと話題になっていた諫早湾の水門を見に行くつもりでした。

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人生を変えることになる本土最南端「佐多岬」踏破

さて、そうこうして佐多岬の入場ゲートに来てみるとまだ閉まってるではありませんか。

佐多岬の入場門

そして、開門時間を見ると昨日の夕方無理してきても入れなかったことが判明。

開門が近づくにつれていろんな観光目的の車が増えてきました。

そう、何せ1番乗り。

南国の雰囲気の森?を抜けてやっとの思いで佐多岬へ。

最南端の記念碑を写真に収めて帰ります。

最南端佐多岬の立て看板

なんとなく結構歩いた気がします。

一番乗りだったので引き返すときには多くのライダーとすれ違いました。

この人達は今日はどこまで行くのかな~と思いながら愛車にまたがろうとすると隣に名古屋ナンバーのCB750Fが・・・。

CBは1000が圧倒的に多かった中で空冷4発の750は同じく空冷4発にのる私にはちょっと印象に深く残りました。

もと来た野営場の前を通って本来の4日目の日程に入ります。

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桜島から島原へ

ここから桜島までの道中、黒いカメのようなものがたくさんある風景を見かけたのは、たぶんこのあたりではなかったかな?と記憶しています。

さて、実は桜島というくらいだから、海の孤島のようなものなんだろうと思っていた私は、地図上ではつながっているけど、橋か何かでつながっているイメージでしたので、本気で陸続きだと知ったのはびっくりしました。

左に曲がると桜島に行く交差点を今でもなんとなく思い出すことが出来ます。

▽桜島をバックに 桜島に曲がる交差点のそばだったはず。

バックには桜島が写る

ただ、今日の目的地は、ここから高速に乗って熊本から島原に抜ける予定です。

とりあえず、次回九州の南のほうを回る機会があれば桜島から西方面を開聞岳、指宿方面まで足を伸ばしたいと思います。

ただ、現実的にはそうも行かず年をとっていくんだろうな~と思う次第であります。

本来は九州の情報で大学生から聞き出した、えびの高原だとか霧島方面にも行く予定にしていたのですが、高速道路のSAを経由することで、なんとなく行ったことにしました。

えびのSAで

本当なら熊本城へも行きたかったのですけど、時間的に結構厳しい。

とにかく島原へ渡ることを優先しました。

熊本港ではほぼ滑り込みで待たずにフェリーに乗れました。

熊本港のフェリー九州商船のきっぷ

△どうも、このチケットを見つけたときにフェリーの中で他に2人の写真を撮ってますが、どんな話をしたのかまったく覚えていません><

そしてこの船の中で思いもかけない情報を手に入れるのです。

「今夜結構降るらしいよ~」

・・・ガーン・・・

この島原港、フェリーからの景色を今でも結構はっきりと覚えてます。

そしてここから恐ろしい計画変更をします。

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雨予報で予定を変更して島原から一気に広島へ

島原から雲仙に上り、温泉街を走っていました。

雲仙の記念碑

https://bikelife.work/405517228-html/

地図を見ると、どうもこのあたりにキャンプ場はなさそうな雰囲気。(だったと思う)

雨が降れば、身動きがとれない、夜中の浸水とか、翌日の撤収のこと、疲労がかなり蓄積されていること。

雨具を持っていたとは思うけど、濡れたらかなり消耗するのは当然だし、当時はクレジットカードも持っておらず、コンビニでお金を下ろすこともできず。

いろんなことを考えて広島に帰ろう覚悟を決めました。

このころすでに15時とか16時近かったと思うのですが。

水門のことも気になりましたが、諫早付近から高速に乗り広島へと走り出しました。

途中ハウステンボスの看板とかを見かけながら、あ~こんなところなんだ~としみじみ感じながら長崎を後にします。

地図で見ると残りの距離は短いのですが、疲労も重なり、雨も近づき、日没も迫る、そんな中走るのはかなりの距離に感じました。

むなしくも福岡に入る前にはとっぷりと日も暮れ、無情にも雨も降りだしました。

めかりで衝撃の再会

やっと九州も最後「めかり」のSAに到着。

雨や寒さでかなりの台数のライダーが休息のため訪れていました。

そんな中ある1台のバイクに気付きます。

な、なんと・・・佐多岬で出会った名古屋ナンバーのCB750Fでした。

ナンバーとバイクの偶然の一致にしても、ちょっとこの組み合わせを九州で見ることはないだろう?と声を掛けると、やはり同一人物。

ちょっと寒さもあり、こんな偶然が起きることに軽く身震いしました。

どこまで行くの?と聞くと、彼もやはり自宅まで(愛知県)まで帰ると言う。

この時点でかなりの雨足になっていたため、ちょっと心配になり「うちに泊っていきなよ」と助け舟。

さすがに遠慮しながらも、私も名古屋出身という事を言うと、「それじゃ・・・」という事になり、一緒に帰ることになりました。

雨降りの夜間、高速道路は集団で走るのがより安全

同じくそのSAで山陰の方のライダーとも仲良くなり、視界の悪い雨の高速を単独走行することはちょっと危険なので途中まで一緒に走ることになりました。

そう、この時点で視界が悪くなるほどの雨足となっていて、雲仙での1泊を回避したのは結果正解だったように思いました。

たしか、この山陰のライダーもXJR1200だったように思います。

めかりのサービスエリアを出てからは本当にどれほども記憶が残っていません。

雨・高速・夜・寒さ

関門橋を渡っているところ、中国道と山陽道の分かれ道で、山陰ライダーが手を振りながらカッ飛んでいったこと、その後のPAで多くのライダーが雨宿りがてら休んでいたこと。

見知らぬライダーを自宅に招いてツーリング話に華が咲く

気付けば家でその日の佐多岬からのお互いのルートを話しながら寝ました。

▽緑が私で、青がCB750オーナー、ピンクがこの九州ツーリング計画に加担してくれた当事大学生です。

雨の高速道路を走りきり談笑

確か、彼は阿蘇経由(私の前日のルートのほぼ逆回り)でやはり雨の予報を嫌って帰ろうとしていたようです。

明け方にはつくだろう位のつもりだったそうですが、お互いの思い出話に華を咲かせて、私の九州ツーリングは幕を下ろしました。

https://bikelife.work/393569747-html/

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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