去年1年間は資格試験勉強のためにバイクにも乗らない、そのかわりメンテナンスもしないスタイルで放置したわが愛車。
さすがに少し気になってきたのはチェーン。
ちょっと前にスプロケに関する記事も書いたけど、まあそれまでは何とか大事にこのチェーンとスプロケを使っていきたいということで、この汚れたチェーンをきれいにしたいと思います。
ただ…前回使い残したチェーンクリーナーが残り少ないということで、今回は節約したチェンシコ。
それが功を奏した感じで、結構いい感じでしたのでご紹介。
チェーンクリーナーを節約してチェンシコしてみた
いつも使うチェーンクリーナーはこちらの商品。
5-56でもご存じ呉工業のものなので決して高いわけじゃないんですけど、それでも前は1本使いきるくらい使ってました。
そうするとチェーンの下はこんな感じ。
流動性の高いチェーンクリーナーは駐車場のコンクリートまで汚してしまう始末で、後片付けも大変。
今回は残り半分もなかったので、あるだけでできるところまでということでやってみました。
まずは汚れのたまったチェーンにクリーナーを吹きかける
チェンシコの第1段階はチェーン全体にチェーンクリーナーを吹きかけるところから。
前はこの段階からチェーンを綺麗にしてやろうと、めちゃ吹きかけてたんですが、今回は残り少ないということもあり、全体的に濡れてチェーンクリーナーが垂れない程度としました。
そしたら下に敷いていた段ボールが思いのほか汚れない。
これはいいかも…
三面チェーンブラシより歯ブラシのほうが好み
チェーンを綺麗にするときには三面ブラシを使う人もいるみたいですけど、どうも自分は好きじゃなくて、毎度使い古した歯ブラシでやってます。
そのほうがリンクの隙間とかが綺麗になる気がするので。
ただしチェーンの裏側は目視できないだけに、どうだかわかんない。
順調に綺麗にしているんですが、最初に吹きかけたクリーナーの量が少ないのもあり、そして歯ブラシがどんどんグリスでかたまって作業効率が落ちました。
なので歯ブラシを洗浄しつつ、チェーンを綺麗にしていく作戦に。
これがまあまあいい感じ。
歯ブラシの毛と毛の間にクリーナーが入り込み、そんなに大量のクリーナーを必要とせずに綺麗にできました。
仕上げはチェーンクリーナーをウエスで受けながら吹く
今までは量の暴力で、仕上げはクリーナーで洗い流す作戦だったんですが、今回はそこまでの量がないことや、コンクリートを汚さないことに挑戦したので、ウエスで受けながら仕上げをしました。
今回使用したのはモノタロウの株主優待でもらった紙ウエス。
これは素材が紙のわりに濡らして使えばウエスのように使えるということで掃除などにも非常に重宝してるんですが、とても厚手で丈夫。
そしてこれを使えば手が真っ黒になるようなこともなくチェーンのグリスを拭き取っていけます。
作業後の様子はこちら。
がホイールの汚れが気になり始めた≫バイクのホイールをクリーナーを使って洗ってみた
もう少しクリーナーがあればスイングアームとかホイールとかも綺麗にできてよかったんだけど、チェーンのクリーニング自体はギリギリ足りた感じです。
何より下に敷いた段ボールが汚れてないと思いませんか?
共同住宅の駐輪場とかで、割とうるさいところだと気を遣うチェンシコ。
まあこれなら許されそう。
https://bikelife.work/bike-chain-cleanup/
チェンシコの後はグリスアップ
今回の少量でのチェンシコ、コンクリートも汚れずに手もあまり汚れずに、そして短時間で終わりました。
チェンシコするときに時間が掛かってたのはこちらの工程
特に作業後の掃除なんかは何の役にも立たない工程ですし、この方法はいいかも。
そして今回一番役立ったのはこちらの紙ウエス。
仕上げ吹きしたチェーンクリーナーも下に垂らすことなく吸収し、汚れをチェーンに戻すことなく吸着してくれました。
ネットにもキムワイプで有名なキムタオルとか、モノタロウが仕入れているというTRUSCOからもペーパーウエスが販売されてるので、ぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。