バイクのチェーンって掃除してますか?
結構細かいし、かと言ってチェーングリスがついてるし、普通なら手ごわいパーツの一つですよね。
チェーンの手入れって「めんどくさい」と感じる人は多いと思います。
そういう自分自身も気付けば悲惨な状態になってまして、久しぶりにチェーンの掃除をしてみました。
汚れが蓄積した掃除前のチェーン
前に手入れしたのはどれくらい前だったんだろう・・・

スプロケ側も悲惨な状態になってます。
チェーンの掃除にはケミカルが必須「チェーンクリーナー」
チェーンクリーナーは潤滑油などで有名な呉工業のチェーンクリーナーを使用しました。

裏の説明書きにも「シールチェーンなどにも安心して使えます」と書いてあります。
高価なチェーンクリーナーなどもありますけど、これだとホームセンターでも安価に手に入るしおすすめです。
ちなみに近くのホームセンターで税別498円で購入しました。
バイクのチェーンの掃除の方法はとっても簡単
チェーンにクリーナーを吹きかける
あまりにも汚れが酷いので、全体にまずクリーナーを吹きかけました。

これだけでも結構きれいに落ちますが、それは表面的なものだけなので、まずはサッと吹いときましょう。
チェーンの下はクリーナーが垂れますから、段ボールなどで汚れないように養生しておくのをおすすめします。
チェーンクリーナー自体が結構流れるので、トイレットペーパーで吸いこませました。

これはいいアイデアだと思いました。
歯ブラシでチェーンの間を掃除

なんだかんだと、使い古しの歯ブラシは優秀です。
写真は分かりやすいように表面を取ってますけど、チェーンのコマの間にたまったグリスやグリスについた砂ぼこりなどを落としていきます。
クリーナーが効いているので簡単に汚れが取れます。

一通りきれいにしたつもりです。
そしてここから気持ちのいい時間・・・
この汚れを一気に落とします。

上の写真で汚れが落ちるイメージつきますか?
一気にきれいになります。
チェーンカバーを外すとクリーニングがしやすい
チェーンを掃除するついでにカバーを外して裏の飛び散ったチェーングリスの掃除してみました。

スイングアームの奥の方まで手が入れやすく、チェーンの掃除もしやすくなりましたので、せっかくならついでに外してみるといいかもしれません。
汚れを落としたついでに、「ちょっとバフがけでも」と企んでみたものの、さすがに思いつきでやる作業ではないとそうそうに思い直し再度取り付け。
チェーンの掃除完了
この後スプロケを含めてもう少し掃除したんですけど、写真としてはひとまず掃除完了。
雲泥の差です。

チェーンを掃除する効果
チェーンの掃除ですから、リアタイヤを回しながら掃除するわけですけど、掃除が進むたびにリアタイヤを回す力がどんどん小さい力で回るようになるんですね。
どれだけ汚れてたんだって言われそうですけど、これだけ重たいホイールを回す抵抗が減るという事は燃費にも跳ね返ってくるはずです。
燃費改善のケミカルを使うくらいなら、チェーンを掃除した方が効果は高いと思います。
チェーンの汚れが垂れたら
一応チェーンの下を養生したつもりだったのですが、掃除をする真下しか養生しなかったので、他のところから垂れてしまいました。

まあ、いずれ消えるかなと思ったんですけど、見つかったらうるさそうなので掃除しとこうと思います。
まずパーツクリーナーを吹きかけます。

パーツクリーナーが揮発するまでにトイレットペーパーで吸わせてやるとこの通り。

若干残ってますけど、するとしないとでは全然違います。
チェーン掃除の反省点
三面ブラシを準備してなかった
結構思い付きで始めたので、チェーン掃除の必須アイテム3面ブラシを準備してませんでした。
歯ブラシでは毛が短く届きにくいところもあり、チェーンのコマの奥の方がきれいに出来ませんでした。
そんなに高いものではないし、初めて挑戦する、結構汚れてるという人は準備しておいた方がよいかと思います。
関連 ≫ チェーンブラシを使ってバイクのチェーンを掃除してみた
センタースタンドを立てる前に養生する
センタースタンドを立てる前に地面を養生すれば、今回の様に地面のコンクリートを汚すことはなかったと思います。
センタースタンドのない車種におすすめアイテム
メンテナンスローラー
また、センタースタンドのない車種だと、メンテナンスローラーは必須ですね
イージーリフトアップスタンド
イージーリフトアップスタンドなら省スペースで、工具箱に入れておくことも可能ですからおすすめです。
まとめ
久しぶりに掃除して思ったのは、コマの奥にも想像以上に砂ぼこりが付着してるなという事でした。
もちろん、その状態でチェーンは高速で回転するわけですし、チェーンを含めスプロケを削っていくわけですからそれはチェーンの寿命に跳ね返ってきます。
チェーンの手入れというのは、汚れが酷い部分でもあり、面倒なところですが、ケミカルを使うことで、想像するより簡単に掃除が出来ます。
そうそう、最後にはチェーングリスをきちんと吹いておきましょうね。
