最近はスマホのカメラも性能が上がってて、暗いところでも驚くほど綺麗に撮れるようになったり、一眼レフのように背景をぼかしたりできるようになってきてます。
実際に私も「スマホで十分じゃん!」って思うことがあるのは本音なんですけど、じゃあなんで高い一眼レフやミラーレスを使ってるの?という話なんです。
確かにアプリを使って処理することで、スマホのカメラの標準性能以上に撮影できてしまうんですけど、一番の問題は暗い場所。
大原則として写真というのは、光が入る量を絞って長くシャッターを開けるか、逆に多く光を取り込んでシャッター時間を短くするかという、取り込む光の量を調節してやることが一番大事。
そこへ光の感度であるISOが作用してきます。

なので、暗いところでは当然シャッタースピードが長くなるので手振れが発生しやすく、それを抑えようとするとISOを上げてやってシャッタースピードをあげることが出来るけどノイズの多い写真になる・・・。
ま、結局どんなにスマホのカメラ機能が上がっても、「暗いところで手持ちで写真を撮るには限界がある」ってことなんですけど、最新のスマホだとホントに綺麗に写っちゃいますよね。
初心者でも分かるスマホと一眼レフで撮った夜景写真の比較
一眼レフだと光芒を活かした写真が撮れる
型遅れの私のスマホと最近のスマホとは比べるのもおこがましいのですが、こちらがスマホで撮った写真です。

まぁ、やっつけで撮った割にはそれなりに写ってると思いますし、街灯の明かりもボケた感じで、色合いも荒い感じです。
こちらはまったく同じ場所で撮った写真ですが、一眼レフカメラで三脚を使って撮った写真。
絞ってるとはいえ、シャッターを10秒近く開けてるんで、背景になる高架もそれなりに写ってます。


何より、右の写真のような外灯の光の伸び具合。
光がトゲのように伸びる光芒は、絞りこんでいかないと出てこない表現になります。
流れるヘッドライトで動きを表現する
あとスマホには少し難しいのがこういった流れるヘッドライトの写真。


そこそこ絞っておいて長く開けることで、明るすぎず長いヘッドライトの線を撮影しています。

スマホのカメラと一眼レフカメラの違いを理解して使い分けたい
携帯にカメラが付いたことで、身近なものを撮影するという楽しみを覚えた人もいることでしょう。
人によっては「アプリを入れれば何でもできる」と感じる人もいるかもしれませんし、実際に私もスマホで星空を撮った経験とか、飛んでるホタルをスマホで撮った経験から、パソコンなどの画面で見るのであればスマホでも問題はないのかなと思います。
でもいろいろ写真を撮ってきて思うのは、スマホの方が得意なシチュエーションもあるし、一眼レフにしか撮れない表現の仕方もあるということ。
スマホだとイメージしたものになるかどうかはアプリ次第、編集次第というところもあるけど、一眼レフだといろいろ設定をすることでイメージをするものが撮れます。
一眼レフはよりこだわった写真が撮れるかわりに、常にポケットに入れて持ち歩いているスマホはその瞬間を撮ることができます。
最後は撮影する本人の思い描く写真が撮れるのがすべてなのですが、どちらにも一長一短あるわけなので、それらを理解したうえでスマホのカメラと一眼レフカメラを使い分けたいところです。


コメント
なるほどぉ…( ..)φ
自分スマホ専門撮影だからなぁσ(^_^;)
って、さすが良く撮れてるね。
趣味として撮らない以外はスマホで十分と思うよo(^o^)o
> めんさん
>
> なるほどぉ…( ..)φ
> 自分スマホ専門撮影だからなぁσ(^_^;)
> って、さすが良く撮れてるね。