自宅も10年経つと、何かと不具合が頻発するもで、今回はとうとう食器洗いのヘルパーさん「食器洗い乾燥機(別名:食洗機)」が壊れました。
症状としては、洗ってる途中に止まったり、洗剤が下で貯まって十分洗えてなかったりといった症状で、だましだまし使ってたんですけど、とうとう動かなくなったのです。
その気になれば修理という方法もあったのかもしれませんが、いずれ故障が頻発するのであれば入れ替えてしまえという発想です。
食洗機もDIYで取り替えが可能

システムキッチンはすべてが箱になってるのではなく、それぞれのパーツを組み合わせて、現地で組み立てられます。
そのため食洗機単品の交換というのは可能です。
注意するのはサイズ。
多くの場合は45cm幅だとは思いますが、なかには60cmというものがあるかもしれません。
また、後ほど紹介しますが、食洗機の下に引き出しがある場合、新しい食洗機によっては引き出しを取り外す必要があるかもしれません。
システムキッチンの食洗機を取り替える方法
こちらからYoutubeが見られます。Youtubeでも見てみる
古い食洗機を取り外す
実は一番大変なのは意外なことに古い食洗機を取り外すことでした。
給排水を切り離す

我が家の食洗機は下に引き出しが付いていて、引き出しを抜いて奥にある作業板から取り外すことが出来ました。

向かって右が給水、左が排水、後は電源とアースです。
作業に必要だったのは、ペンチ(ラジオペンチ)、モンキーレンチ。
給水の取外し前に、止水栓を止めます。
排水は取り外すと水が出てきますので、ボールなどで水を受ける方がよいです。

本体をばらす
食洗機を引き出し、上部に1カ所、左右の下の方に計5カ所ほど止まってたと思います。

もちろん機種によって取り付け方は異なりますから、あせらずカバーを取り外しながらビスを探す必要があります。
ここまで取り出せれば取り外せたも同然です。


・・・子供が小さい頃に入れたと思われる「ゴーオンジャー」のカードが出てきました(笑)
ここで大問題が発生しました。
取り寄せた食洗機は幅方向こそ同じですが、深さ(タテ)方向が大きかったのです。
既存の食洗機の品番から調べてもらってたので、自分で確認するのを怠ってしまいました。
仕方なく引き出しも解体することに。

引き出しはビスで左右のユニットに固定してあるだけなので、ビスを数本抜き取るだけですっぽり外せます。
新しい食洗機を取り付け
なぜ取り外すのが大変かというと、取扱説明書がないため、どう取り付けられているか分からないところにあります。
新しい食洗機には、取扱説明書とは別に、取り付け説明書というものが付いていますので、こちらを参照して取り付けていきます。
食洗機の架台の組み立て

高さの算出の仕方も図解されていますので、難しい作業はありませんが、水平器で水平を確認する必要があったようです。
電源や給排水を接続する
コンセントは刺すだけですが、アースはテープで絶縁してやる必要がありました。
付いているコンセントによっては、洗濯機のコンセント同様にプラスドライバーで取付できるものが付いているかもしれません。
給排水は取り外したのと逆の手順で取り付けます。

取り付け説明書を見ても、ホース類は奥に押し込むようです。
取り付け完了

取り付けが完了しました。
あれ、色が違うよね?って思った方多いと思います。
食洗機の扉の四方に縁が見えると思いますが、これを取り外すことで板を入れることが出来ます。
ただ、今回うちは下は引き出しで、化粧板が取り外すことが出来ず、食洗機の扉も古いものより大きくなってるので取り付けられません。
食洗機の扉の色をあわせたい
基本的な機能は問題ないのですが、やはり色が違うのは面白くありません。
そこで一つ商品をご紹介します。
アイカ工業のポリ合板
アイカ工業は国内でもトップクラスの化粧板の製造を行っている会社です。
こちらのホームページより、商品情報>ポリ板・化粧ボードと進んでいくと、たくさんの種類がありますから、きっと似たような商品が見つかるはずです。
ただカットなどが大変ですから、近くの木工屋さんなどに依頼した方が無難かもしれませんね。
ホームセンターで別の化粧板を探す
あっさり見た目を変えてしまうという方法もあります。
ホームセンターなどにはシナベニヤやプリント合板、アルミ地のものもありますから、そういうものをカットしてもらって取り付けるというのも方法です。
食洗機の取り替えDIYに掛った費用
食洗機本体
ネットで買うと安いです。
必要だった工具
ペンチ・・・ホース類を取り外すため
インパクトドライバー(ドライバーで代用可能)・・・ビスの取外し
モンキーレンチ・・・給水を取り外すため
照明・・・食洗機の奥が暗かったため
ビニールテープ・・・アース線の絶縁のため
3時間程度の時給
うちはブラックなので、3時間程度のDIYは無給です・・・(笑)
まとめ
給排水を触るDIYはあまりしたくなかったので、人を雇うようにお願いしてました。
ただ、日程が合わず、やむを得ず自分で取り外しを行ってみましたが、思ったほど難しい作業というものはなかったように思います。
ある程度道具をお持ちで、やってみようと思える人なら出来ると思いますので頑張ってみてください。
※DIYは個人の責任のもとに行ってください。
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