バイクのエンジンの塗装もしたし、全塗装もしてる関係で、年式の割に比較的綺麗な方だとおもうんだけど、実は地味に恥ずかしいところがあるのです。
それがシート。
見ての通りカビが生えたようなシートになっていて、見た目に汚い。
さらにシートには穴も開いた様子です。
普段はカバー掛けてるし、雨の日に乗ることはないのでいいのですが、やはり見た目に汚いし、そこから水が入ればアンコと言われる中のスポンジ部分もカビが生えたりするのは明らかです。
そこでバイク屋さんに行って相談をしてきました。
古くなったバイクのシートを張り替えたい
とりあえず私の中の選択肢は2つありました。
- 中古で同じ純正品を買う
- シートの張り替えを業者に出す
なんだかんだ言って純正のシートはよく出来てますし、今まで使ってきた感触から品質というものは良くわかっていますから一番安心です。
シートの張り替えを業者に出すとカスタム性も高くなりますからこれも一案かと思いますが、ちょっと値段が高いという欠点もあります。
そういった事を踏まえて相談をしました。
純正シートをネットオークションで買う時にはシートの硬化に注意
ヤフオクで「XJR1200 純正シート」で検索したところ、いくつかヒットして出てきました。
その価格帯は様々ですが、だいたい7,000円から10,000円くらいが相場の様です。
詳細を見ると5万キロ走った車体から取り外したものなど、それなりにヘタリなんかはあるように感じましたが、見た目としては今のシートよりきれいなものも多く出品されていました。
ところが「シートは硬化したものはすぐ破れますよ」とアドバイスをもらいました。
直射日光を浴びる環境で保存されていたようなシートは紫外線で劣化し、出品時の写真ではわからなくても、硬化して破れやすくなっているものがあるそうです。
「現物が見れて買うのでなければあんまりおすすめしません」と言われました
やはりカバーはバイクの劣化防止のためにもしておきたいところですね。
シートの張り替え
純正取り寄せ
うちでも革代+5000円で張り替えますよ。ただあんまり見た目には綺麗にはいかないかもしれません。
思いもしなかったんですけど、バイクのシートの革って純正品は売ってるみたいなんです。
ちなみにXJR1200のシート革の品番は、96年式4KG-2470F-10、丸ごとだと4KG-24730-10
しかしながらともに生産中止・・・
アフターパーツ
純正品以外で紹介してもらったのがアフターパーツで販売しているルーシージャパンという会社。
ここはシートの革だけを自社で作って販売している所の様で、楽天市場などにも出展されているので比較的手に入れやすそう。
そしてバイク屋さんの評判も良い感じ。
何度か取り寄せて張ったことありますけど、革も厚みがあるので出来はいいですよ
▽ルーシージャパンで取り寄せてみました。
https://bikelife.work/lucy-shop/
業者にオーダーして張り替えてもらう
張り替えに際して一つ検討したかったのが、ゲルザブの存在です。
ゲルザブはシートの座布団のようなものなのですが、中身がゲル状のもので出来ていて、長時間バイクに乗ってもお尻が痛くなりにくいというものです。
長時間乗るとおケツが痛いのよね・・・という人におすすめのアイテム
一応汎用のものも売られてるんですけど、これが結構いい値段するのです。
そこで見つけたのはこちらのショップ
http://www.marunao.co.jp/bike/
まるなおというお店で、「バイク シート張り替え」で検索したところトップに出てきました。
私の実家でもある名古屋のお店でゲルザブもシートの表皮の下に取り付けしてもらうことができます。
いくらぐらいから貼り替えができるのかと、サイト内で出来るシミュレーションを試してみたところ、ゲルザブを埋め込み込みで頼むと2万円は掛かりそうな感じです。
う・・・思ったより高い・・・
ただシートの革を張り替えてもらってゲルザブを買うのとあまり差がないので、それならこちらにお任せしたほうがいいかなという気もしてます。
バイクのシートの張り替えについてはお金を掛ければいくらでも加工は可能ですけど、雨の次の日に座ったらシートの縫い目から水が染み出してきてお尻が濡れたなんてことがないように、シートの中に水がしみないようなものを選んだほうがシートのアンコのためにも、快適なバイクライフのためにもいいかなと思ってます。
晴れた日にお尻が濡れてるのってかっこ悪いですからね。
丸直さんに問い合わせてみた
やはり気になるのはシートの革の防水性。
それについて問い合わせてみました。
弊社では縫い目裏にシリコン樹脂等を塗り込む等簡易的な防水処理を行っておりますが全てミシンにて縫製を行いますので、表皮に針穴が多く開いた状態となります。
また、パイピングやタックは縫い目同様となりますので、少しでも雨に降られますと、水が浸入する可能性がありお客様には濡れた場合は直ぐに拭いて頂く事や、カバーをかけて保管して頂く事をお勧めしております。
・表皮に耐水性等はございません。
まあパイピングの加工すれば浸水するのは予想がつくとして、表皮に耐水性がないとちょっと気になるところです。
まとめ
私のXJRも96年式なので、すでに20年以上が経過したバイクです。
これからもいろんなところが傷んでいくのでしょうけど、愛着持って乗っていきたいと思います。
▽DIYに挑戦しました。
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