よくね、大型バイクをディスる人っているんですけど、まあそれはそれで体格とかバイクに求めるもの、走りの好みとかあるからそれはいいんです。
でもちょっと一つわからないのが、「大型バイクは乗り出すまでが大変」というセリフ。
あれってどうなんですかね?
どんなバイクであってもガレージや車庫から引っ張り出してきて、エンジン掛けて出発することに関しては同じのはずなので、大型バイクに限ったことではなく原付二種なんかでも同じと思うんだけど?
取り回しが重たいから?
確かにそれもあるかも。
そもそも大型バイクにかかわらず乗り出すまでがめんどい
そもそも大型だからとか中型だからとかではなく、そもそもバイクに乗り出すのってめんどくさいです。
ヘルメットや服装が必要
まあとりあえずノーヘルで乗るって人はいないと思うから、とにかくヘルメットって必要ですよね。
ヘルメットってどこにしまってます?
うちはシューズクロークの中。
なのでそこから出すのがめんどくさい。
あとはプロテクター類。
車なら季節によってTシャツ1枚とかダウンジャケットって言う人も、さすがにメッシュジャケットを準備したり革ジャンを着るって人も多いと思います。
気候を見ながら服装を決める、これがもうめんどくさい。
あとはグローブか
とにかく普段とは違う服装が必要っていうのはすでにめんどくさい。
ん?それってめんどくさいって言う前に、バイクに乗る気あるの?という気も。
バイクの取り回しが必要
バイクを駐輪場から出そうとすると、やっぱり舗装に水が溜まらないように水勾配がついてたりするし、取り回しっていうのは大変。
そう考えると原付二種といった小排気量の軽いバイクはメリット大きい。
逆に言えばより大きい中型や大型バイクは乗り出すまでが大変というのは正解。
さらにバイクを駐車場の奥とかに停めてたりしたら、車の入れ替えが発生するのでやっぱりめんどくさい。
暖機運転に時間が掛かる
普段から乗ってるバイクならまだしも、私のようによく乗って週1ライダーにとってみると、やはり暖機運転っていうのはしっかりしておきたいところ。
暖機運転の時間については時期によっても違うんだけど、まあ大体チェーンのチェックしたりヘルメットを取りに行ったりという準備をしながらって考えると乗り出すまでには10分くらいは余裕でしてるのかも。
そういう状態でも乗り出しても当分は負担を掛けないようにゆっくり走ってます。
シートを掛けるまでのクーリングタイムが必要
あとは帰ってきてからシートを掛けるまでのタイミングですか。
すぐにカバーを掛けてしまうと、特にマフラーまわりなんかはシートが溶けてしまうおそれがあるので、やはりある程度冷めるまではカバーは掛けられないですよね。
冬場ならそこそこで冷めるけど、夏場ってそう簡単に冷めてくれないので、いつまでもバイクが片付かない。
まあガレージに入れてるっていう人ならいいんだろうけど、野ざらしっていう人にはこの作業は地味に負担。
バイクの場合ちょい乗りには準備に時間がかかりすぎる
そうして考えると自分の場合、乗り出すまでには30分、さらに帰ってきてからバイクのカバーを掛ける時間までを考えると、乗る前後の準備に時間が掛かりすぎる…。
自分がバイクに乗るのって、がっつり朝から晩まで走ってきましたっていうのは1シーズンでも1回あるかないかくらいで、大抵は夏の早朝の数時間とか秋口に半日ほど乗ったりっていうくらい。
なのでその数時間のちょい乗りに対してみるとやっぱり乗るのがめんどくさいとなるのは非常によく分かる。
大型バイクに乗り出すまでが大変ではなく、車が便利すぎるだけの気も
さんざんバイクに乗ることをディスってますけど、なんだかんだ言って車が便利すぎるだけという気もします。
ちょっとそこまでのコンビニだって、夜ならスウェットみたいな格好でも全然問題ない。
バイクだと冬だったらその上にジーンズ履いたり革ジャン羽織ったりっていう一手間、帰ってきてからの片付けっていう一手間が掛るわけで、やっぱり車でいいやってなるのはすごくわかる。
なので一苦労というより、その便利さに負けてるだけで、「バイクの楽しさ」からいうとその一苦労は乗り越えられそうな気がします。