先日、ツイッターでこんなアンケートをしてみました。
ふと疑問に思いアンケートさせてください。
皆さんはオートバイのヘルメットはどんなものをかぶってますか?
ご協力お願いします<(_ _)>#拡散希望RTお願い致します— たろさん (@taro3_xjr) 2018年8月22日
私としては想像以上にフルフェイスが多かったなという印象です。
まあ、これはこれで一安心なのですが、ヘルメット選びに少しでも役立つようにそれぞれのメリットデメリットをまとめてみます。
フルフェイスの特徴
フルフェイスの特徴としてはこのようなものがあります
- 高い安全性
- 風の巻き込みが防げる
- 閉塞感を感じる
- メガネをかけたままの脱着が難しい
メリット
レースの世界でも使われているフルフェイスはやはりその安全性が魅力的です。
頭だけでなく、口元、あごといった顔の部分まで保護されます。
また、風洞実験などから冬季の冷たい風などを巻き込みにくいなどの工夫がされていたりします。
夏の夜間走行時には虫が入ってくることも少ないですね。
デメリット
逆にアゴまで保護されているため、圧迫感や解放感に乏しいというのも一つのデメリットです。
意外と狭いところが嫌い、圧迫感が苦手と潜在的に苦手意識を持っている人もいらっしゃったりするので、試着して試してみることをおすすめします。
ヘルメットを被って鏡で確認を!!
ヘルメットの被り位置でわかる、【浅すぎる被り】【深すぎる被り】
被り位置の問題だけで無く、そもそもサイズが間違っている可能性があります。
間違ったサイズのヘルメットだと、全てのバランスが崩れます。何よりも、安全性能を十分に発揮しない恐れがあります。 pic.twitter.com/9XaC3ufZk0— アライヘルメット Arai Helmet (@araihelmetjapan) 2018年9月12日
ジェットヘルの特徴
ジェットヘルには次のような特徴があります。
- 解放感がある
- メガネを掛けたまま脱着できる
- 顔が見える
- フルフェイスより正面側の防御力が低い
メリット
ジェットヘルのメリットは何と言ってもその解放感です。
私も一時期被ったことがありますが、フルフェイスと違った開放感を感じることができます。
また、メガネを掛けたままヘルメットを脱着出来るのも大きなメリットです。
デメリット
解放感がある反面、フルフェイスに比べるとアゴ部分へのガードのなさという恐怖心は否定できません。
また、顔が丸見えになるのでサングラスを掛けてる人とかも見かけますね。
私は顔が丸見えになるのはなんとなく恥ずかしいです。
システムヘルメットの特徴
システムヘルメットに関してはこちらの記事を参照してください。
≫ メガネライダーのツーリングにはシステムヘルメットがおすすめ
私自身、システムヘルメットは愛用中ですけど、フルフェイスとジェットヘルのメリットをいいとこ取りをしたというヘルメットです。
半ヘルの特徴
半ヘルの特徴はこのようなものがあります
- 手軽にかぶれる
- 安全性はかなり低い
- 女性でも化粧が乱れることが少ない
メリット
半ヘルのメリットというと、被りやすいとか、女性でも化粧を気にすることなく被ることができるといったところでしょうか。
また、ホームセンターなどでも安価に手に入れることが出来るという点もあります。
道交法上、バイクに適合したヘルメットをかぶってさえいれば違反とはなりませんが、メリット以上にデメリットが大きいのもこのヘルメットの特徴です。
デメリット
何と言っても安全性が不足し過ぎです。
以前、タンデムしたバイクが目の前で右折した車に突っ込んだ所を目撃したことがあります。
その後部座席に座っていた若者がちょうど半ヘルだったのですが、割れたガラスが顔面に刺さり、血だらけになっていました。
ただでさえ危険な乗り物であるバイクに、こういった安全性をないがしろにして乗ることはおすすめしません。
ショーエイやアライはハーフ型のヘルメットを作っていない
ヘルメットメーカーでは天下を二分するアライとショーエイ。
こちらは各社ともハーフタイプのヘルメットは製造されていません。
その理由はなぜ?と問うまでもありません。
アライがハーフ型のヘルメットを作らない訳
私がまだ10代の頃だったと思います。
バイク雑誌にアライの社長がバイクで転倒し、傷ついたヘルメットが掲載されていたことがあります。
アライの社長自らそのヘルメットを見た時に、売れるヘルメットではなく、自分が被らないようなヘルメットは売らないと決めたそうです。
そのエピソードはこちらから見ることができます。≫アライがハーフ型ヘルメットを作らない訳
どんなヘルメットでもあご紐だけはきちんとしよう
最近、街中でヘルメットのアゴ紐を締めてない人を良く見かけます。
あご紐の付け外しは、ほんの数秒の作業です、万が一の為にアゴ紐を締めましょう。
アンケートやってみよう!あご紐調査。
拡散希望!— UPC RIDE ON (@UPC_RIDE_ON) 2018年6月8日
フルフェイスでも、万一の時にはヘルメットが飛ばされることがあるそうです。
すぐそこまでだからという気持ちはよくわかりますが、一番はどんなヘルメットでも正しく被って身を守りましょうね。