ツーリング先でのバイクの写真。
いつも右側からという方も意外と多いのかもしれませんけど、ちょっと待ってみてほしい。
なんでバイクの左側からって少ないんですかね?
多分いろんな条件はあると思うんです。
- サイドスタンドが左に付いてるから
- マフラーが右側に付いてるから
- 左側はチェーンのオイルなどで汚れがち
- 左側通行だから道端に止めた場合には右側からしか撮影アングルがない
などなど・・・。
でも撮影する場所と背景の位置さえ都合があえば、いろんなアングルから挑戦してみませんか?
鉄板の構図はバイクの右側から撮る
走行中に見つけた被写体は右側から撮る
走っていて気になるものがあった場合って、左側通行の日本の場合はバイクを左の路肩に止めますよね。
対向車線の場合でもUターンして左側に止めることはあっても、路肩に逆走して突っ込んでいくという人は少ないはず。
なので、こういう走行中は必然的に右側から撮影するケースが多くなりますし、そういったアングルを意識するといいと思います。
バイクより下の景色をとる場合には右側から撮る
今度は撮影する高さに関して考えてみます。
例えば高いところから低いところを撮る場合、きっと立って撮影しますよね。
こういう場合には圧倒的に右からがおすすめ。
イレギュラーだけどなかなか迫力のある構図は左から撮る
走行中でも空き地があれば左から撮ってみる
走行中に止まって撮影できる場合は右からになることが多いと前述しましたが、空き地などがあって撮影できる場合には、あえて左側から撮影してみるというのもいい感じです。
その時は真横からではなく、左斜めを意識してみると断然いい感じに。
バイクより上の撮影のときには左から撮る
これは桜を見上げるアングルでバイクを右側から撮影した様子。
なんとも無理があると思いません?
そういうバイクより上の被写体がある場合には左側から撮影すると、バイクが左に傾いているので落ち着いたいい感じに。
見上げるような構図の場合には縦構図も
基本的に写真の構図はヨコが無難。
でも最近はインスタのように1:1の正方形もあるし、スマホの普及で縦構図の写真も増えました。
なので、こういう高さ方向のあるアングルの場合には縦で撮ってみるのもあり。
水たまりに映ったリフレクションは左からローアングルで
この2枚は水たまりに反射したバイクを撮影したもの。
左はたしかに水たまりに反射してはいるものの反射の角度がいまいちですが、左はしっかり反射してくれています。
これは入射角と反射角の関係なので、多くの場合にこの方法を利用できるかと思います。
バイクを止めた時の傾きを考えるといろんなアングルで撮影できる
バイクを撮影するアングルでおすすめを聞かれたら、間違いなく右側からをおすすめします。
それはきっと無難な構図になると思うから。
でもバイクを停車させたときって必ず左に傾くんですよね。
なのでその傾きを考えると左側から撮影した方がいいケースもあり、一概には言えないよねっていうのが今の考えです。
撮影する時にも立って撮影するだけではなく、しゃがんで高さを変えたり、前後に回り込んで角度を変えたり、離れたり近づいたりして、いろんなアングルから挑戦してみてくださいね。
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