間違えてデータを消してしまった、もういいやと思ってデータを消した直後にやっぱりあのデータが見たいといったようなことはないでしょうか?
ほかにもメディアなどからゴミ箱を介さずに削除されるようなものもありますよね。
私も先日社用のパソコンに何年と使っていないデータを見つけたのをきっかけに、不要なデータを処分していたのです。
フォルダ整理をしつつ、記録として残しておくようなデータ以外は消して、すっきりしたパソコンを見てやれやれと思っていたのです。
ところが、こういう時に限って消したデータが欲しいということはあるものでして、思わずごみ箱の中を見たものの、すでに空にした後・・・お手上げです。
でも、テレビで見たことありませんか?
警察がパソコンに残ったデータを復元するようなシーン。

そこで探しましたよ・・・「データ復元 フリーソフト」って検索したら、簡単に引っ掛かってきてくれるとは有り難いものです。
そしてその中で気になった「イーザスリカバリーウィザード」というものを使ってみようと、パソコンに詳しい後輩に聞いてみました。

パーテンション管理のソフト使ったことありますよ、なかなかわかりやすかったような気がします。
と、なかなかの評判のようなので、安心して使ってみました。
使った感想は、特殊なスキルを持たないユーザーでもこんなに簡単に復元できるのであれば、ごみ箱を削除するのって意味ないなっていうのが感想です。
イーザスリカバリーウィザードのインストール
インストールはとても簡単で、まず下のボタンから、ホームページにアクセスします。
無料ダウンロードからソフトをダウンロードします。

実行形式でソフトがダウンロードできますので、そのままインストールを行っていきます。

多分、悩んでる間にインストールが完了します。
イーザスリカバリーウィザードでデータを復元する
今回はこのUSBの中にあるデータを復元させてみます。

ディスクをスキャンする
こちらがソフトを立ち上げた状態です。

ここには今このパソコンに接続されているメディアなどが表示されていますので、USBのローカルディスクEをスキャンします。

わかるでしょうか?私が過去に葬り去ってきたデータたちが1452個、総データ数にすて4.77GBもの量がスキャンされています。
ちなみにこのスキャン作業、空のフォルダであっても、セクタバイセクタでこまかくスキャンをしてくるので、メディアによっては多くの時間が掛かります。
データ復元の方法
こちらのデータの中から、今回は2210587.jpgという写真データを復元します。

プレビューが実行されるのはありがたいです。

右下に見えるリカバリーボタンを押したら、データの保存場所を決めて実行すれば簡単にデータが復元されます。
簡単すぎて、ある意味怖いです。
多形式のファイル復元に対応する
イーザスリカバリーウィザードは一般的な写真形式のJPEGや音声ファイルのMP3、PDFやエクセル、ワードの各型式はもちろん、非常に多くなファイル形式に対応しており、高確率でデータを復元することができます。

そこで試してみました。
そう、Googleフォトに入れてしまったがためにRAW形式が復帰できなくなったこのファイル。


実は綺麗に水たまりに反射していますし、お気に入りの1枚だったのです。
同じように今度はNIKONの一眼レフに入れているSDカード(NIKON D30…(F:)が該当)を検出して検索。

ですが残念なことに、この写真を撮ったSDカード自体は紛失しており、PCも新しくしていてデータが残っていないことから、復帰させることはできませんでした。
ただ、ソフト自体はNIKONのRaw形式のNEFファイルにも対応しているので、ほかのNEFファイルの復帰をさせることは可能でした。
もしもGoogleフォトに入れてしまったがために、Raw形式のデータが消えた、使えなくなったという人は、ここから復帰に挑戦してみてはいかがでしょうか。
すべて復元できるとも限りませんが、やってみるだけの価値はあると思いました。
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