今回エコカラットを貼る場所は玄関です。
玄関は靴などの臭いもありますけど、我が家は面積の割りにサッシ(玄関ドア)の割合が大きく、真冬になると玄関を開けたら水がボタボタと垂れてくるくらい結露に悩まされてました。
もっともエコカラットを貼っても、玄関ドアの熱貫流率や家自体の熱貫流抵抗が変わるわけではないのですが、結露する分の湿気を除湿するといった面では少なからず効果があるはずです。
そして今回は玄関ということで、2種類のエコカラットを上下に貼り分けてデザイン的にも個性を出してみようと思います。
エコカラット「ファインベース」と「たけひご」を貼り分ける
せっかくのエコカラットなんで、他の個性的なデザインから選ぼうかとも思ったのですが、コストの問題や若干くどくなりそうな感じもしてベーシックなエコカラットを選びました。
それがこちらのたけひご(上)とファインベースのフラット(下)。
前回洗面所ではグレーを使いましたけど、今回は白です。
この2種類を使って壁にパターンを作ります。
玄関のエコカラットは貼り分けしてアクセントに
たけひごとファインベースを上下に貼り分けた
いきなりですが、こちらが完成した写真です。
同じ白なので非常に写真ではわかりにくいですが、一番手が触れやすい窓の高さの3枚がファインベースのフラット。
その上2枚とした3枚がたけひごになっています。
切らないエコカラットから貼っていく
まずは切り物のない部分から貼っていきます。
慎重にタイルを割り付けてマスキングテープで印をしたらボンドを塗っていきます。
これだけの面積になるとボンドを塗るのも一苦労ですが、切らずに貼れるというのは楽しいです♪
本来は下から積んでいくといいのですが、割り付けの都合で上から貼ったのと、多分ボンドが多かったせいか重みで若干下がってきました。
エコカラットが下がると目地が通らなくなるので、その下を貼るまではエコカラットの下に画鋲を刺して下がり止めをしてます。
窓周りのエコカラットを切る
さて、めんどうな切り物タイムです。
まずは寸法を測ってエコカラットに印をします。
今回上から貼ったのも原寸を当たりたかったからなのです。
線を引くのは鉛筆で。
Lの字なんで、割れ止めになるかと思い穴をあけてみました。
慎重に作業はしてみたものの・・・
割れてしまいました。
まぁ、とりあえず後から使えるかもしれないし、端材として別のものに再利用できるかもしれないのでヨコに置いておきます。
とにかく1枚も無駄にしないように慎重に。
あまりお勧めしませんが、表面に凹凸があったりして裏から線を引くときは特に慎重に。
切り終わったら裏表反対に切る可能性もありますから。
L字の切り物
今回最大の難関の切り物。
Lの字なんですけど、残る部分が少ない。
慎重に切らないと一気に割れる可能性もありますし、この時点ですでにタイルがぎりぎり。
手のこで切っても引く時に割れるかも・・・
と取り出したのはサンダー
ノコでも切れるくらいだからと鉄の切断砥石で挑戦しましたけどダメでした。
多分強引にしたら表面が汚れます。
せめてコンクリート用の物ならよかったかも知れませんね。
慎重に手のこで切って何とか成功。
パタパタと貼っていって・・・完成!!
貼り分けたエコカラットがいいアクセントになったんじゃないかな
再度、こちらが完成した玄関のエコカラット。
ここまでで約6時間掛りました。
高いエコカラットで豪華に見せるのも一つですけど、さりげなくこういった安価なグレードを使って貼り分けてみるのも意外とありかなと思いました。
▽思いのほか効果がありました
▽ここまで貼ってきたエコカラットです
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