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XJR1200がヘッドカバーからのオイル漏れのため修理した話

XJR1200のヘッドカバーからのオイル漏れ メンテナンス
メンテナンス

すでに20年前のバイクになった愛車のXJR1200。

実は私がXJR1200を買うときにはすでに1300も出ていたのですが、この後ろ姿が今でも好きなんですよ。≫ XJR1200乗りの私がXJRの好きなところをブログで語る

XJR1200の後ろ姿

そんな愛車にもいろいろメンテナンスの時期は来てて、少し前はフロントホークのシール交換しました。

で、今回の修理はヘッドカバーのところからのオイル漏れの話です。

実はフロントホークのシール交換をしたときからヘッド周りからのオイル漏れが確認できてました。

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ヘッドカバーからのオイル漏れ

ヘッドカバーからオイル漏れしているXJR1200

ヘッドガスケットの劣化はXJR1200、XJR1300に共通するトラブル

さて、多分ここからのオイル漏れは2回目のような気がします。

上の写真で、黒いエンジン本体とシルバーのヘッドカバーの間にはガスケットというパッキンが入っています。

空冷エンジンによる熱の影響なのでしょうか。

私以外にもこのガスケットを何度か交換しているひとは多いようです。

べたべたに漏れるんではなく、にじむように漏れてる感じですけど、徐々にこうしたパッキン類にダメージが出てくるんですね。

XJR1300のエンジン自体が、XJR1200のボア径を2mm拡大させたものですから、エンジン自体の構造などは同じです。

なので、XJR1300に関してもこのパーツへの劣化ダメージはかなり多いようです。

ヘッドガスケットのヤマハ純正部品番号

エンジンは同型ですが、ガスケットの品番は異なります。

値段は2000円程度のものですが、この手のガスケット交換となると工賃の方がはるかに高くつきますよね・・・。

XJR1200のヘッドガスケット純正部品番号

36Y-11193-00 全年式

XJR1300のヘッドガスケット純正部品番号

5WM-11193-00 2004年~2015年

5EA-11193-00 1998年~2003年

※念のため、ご自分の年式によってご確認ください。

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ヘッドカバーを開けるときにやるといいチューンナップ

ヨシムラのカムシャフトへ交換

どうせ放っておいても治ることはないのですから、もっと早く出すつもりだったんですけど、ヘッドを開けるついでにカムをヨシムラのカムに換えようか?なんて馬鹿なことを考えていた結果、こんな時期になってしまいました。

XJR1200にはステージ1のカムがラインナップされていました。

主に低中速域での出力向上を目的としたものでして、ジムカーナを含め街乗りにはこの商品が良いようです。

ちなみにヨシムラのオンラインショップではすでに生産中止になっているようですが、今のままでも十分オーバースペックですし、商品のセットだけで10万円違い価格もオーバープライスです。

でも、憧れのチューンナップパーツには間違いないですよね。

ヘッドカバーをサンドブラストに出してみればよかった

ヘッドカバーをせっかく外すついでに、ヘッドカバーに浮いた白錆びを落としてみればよかったと少し後悔。

なんでもサンドブラストに出せばかなりきれいになるとか。

でもこの程度ならまだまだ耐水ペーパーで擦りながら、ピカールで磨けば綺麗になるはず。

エンジンの塗装の剥がれに悩むなら1300へ積み替え

1200は基本エンジンが黒いんで、年数劣化すると塗膜が取れてまだらになるのが汚いですね。

いつか塗装したいんですけど、色々気になることがあるので出来てません。

その点は1300のシルバーのエンジンはうらやましいです。

1200オーナーでも1300に積み替えてる人とかチョコチョコネットでも見かけるので、いずれオーバーホールといったことが視野に入る時には検討してみたいと思ってます。

現在はエンジンの塗装が完了しています

≫ XJRのエンジンをオキツモのスプレー缶を使って自家塗装に挑戦しました~塗装編~

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ヘッドカバーからのオイル漏れ修理完了

無事修理が完了したという報告を受けたので取りにいってきました。

ついでにちょっと遠回りして帰ってきました。

やっぱりネイキッドといえど、リッターバイクなので速いですね。

プルパワー化したリッターバイクはとても上まで回せる乗り物ではありません。

せいぜい4~5000も回せば十分で、その上まで回せばリッターのネイキッドの重苦しい姿とはまったく別の乗り物です。

高回転域を維持しながらコントロールしきれる自信はないです。

結構長い間放置していたバイクなんですけど、前回の車検を今のバイク屋さんで受けてから何かと愛着が湧き出した感じがします。

一つの大きな要因はフルパワーキットを組み込んだ状態で、上まできっちり回るようになったことなんですけど、ストレスのたまっていた今までの8年はなんだったんでしょうね。≫XJR1200のフルパワー化という魅惑の言葉

今からのバイクはインジェクションになったりしてますから、もっと使い勝手はいいんでしょうけど、この先も大事にしたいと思います。

▽XJR1200に起きたマシントラブルのまとめ

▽エンジンの塗装記事のご紹介です

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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