大久野島へのアクセスはフェリーのみ
大久野島の玄関口となる忠海港
大久野島は完全に独立した島。
橋などを使ってはいけないのでフェリーを使ってアクセスします。
こちらは本土竹原市の忠海港。
料金は大人が360円に子供が180円となかなか手ごろなお値段。
車は大久野島では使えないのでおいていった方が無難。
駐車場は忠海港のフェリー乗り場近辺に準備されているので、あまり困ることはないと思います。
しまなみ海道にある大三島の盛港からもアクセス可能
忠海港はフェリー乗り場からうさぎ一色に染まってますが、じつはしまなみ海道の大三島からもアクセス可能で、この大久野島を経由する航路となっています。
私も以前この島へアクセスしたのは日本一周をしていたライダーさんといった大三島側から。
大久野島へ渡る目的はうさぎか廃墟の二つ
フェリーを降りると、国民休暇村まで行く無料のシャトルバスがあります。
数分ですけど、歩いていくと大変なのでシャトルバスをおすすめ。
国民休暇村ではレンタルサイクルもありますが、2時間で600円と家族で行くとなかなかのお値段。
そこで島内を歩いて回ることに。
大久野島のうさぎたち
まずは大久野島といえばうさぎ。
もふもふのうさぎたちに癒されてください。
島内いたるところにうさぎがいて、あちこちで観光客からエサをもらってます。
なのでとても人なつっこい。
ちなみにフェリーのチケットを売ってる土産物店で買うと200円、となりの待合所で買うと100円です。
一説には毒ガス工場のあったこの島で、いち早く毒ガスに察知されるために連れてこられたなんていう噂がありましたけど、後にきちんと否定されています。
大久野島は廃墟マニアにも人気のスポット
そしてこちらには戦時中毒ガス工場があったことから、あちこちに古い廃墟となった施設があります。
現在は立入禁止でロープが張られたところもありましたが、まずはこちら。
廃墟感MAXの発電場跡
すでに老朽化が激しく、立入禁止とはなっているものの、柵のそとからでもその廃墟具合は見てとれます。
北部砲台トンネル
すでに柵がされているので当時の姿はピンときませんけど、こちらも廃墟感はなかなか。
長浦毒ガス貯蔵庫跡
ここには毒ガスが貯蔵されていたのを戦後火炎放射器などで処分したとか。
廃墟という名の負の遺産
こういった廃墟というのは確かに私もワクワクする気持ちはあります。
ただそこに隠れた歴史というものは決して高揚するようなものではなく、我々の先祖が必死に戦ったあとでもあります。
山口の火の山公園もそうでしたけど、こういった高台で見晴らしがいい場所というのは比較的軍事基地が作られたところなのかもしれませんね。
大久野島がうさぎ島というのは本当だった
子どもが小さいころテレビでやってて知ったこの大久野島がうさぎ島だったというのは本当でした。
本当ならもっと早く連れてきてやりたかったのですが、すでに一番下の娘も小4。
フェリーの中では幼稚園児くらいの子供もいるなかではかなり遅い。
でも、帰りの車の中で妻と話していて「子供が小さい時に来てたら俺らもがっつり疲れてただろうねwww」という意見は一致。
せめて小学生になるまでは、抱っこをせがまれて親の方が大変かもしれませんね。
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