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スロットルロックを高速道路でオートクルーズするために買ってみたけど?

スロットルロック バイクライフ
バイクライフ

バイクって右手がアクセル(スロットル)になってますけど、このスロットルを回し続けるのって、高速道路で風を浴びながら走ってるとどんどん疲れがたまってくるし意外としんどいんですよね。

あとは長時間運転しててちょっと腕を下げたい、肩を回したいとかっていうとき、左手はフリーになるからできるけど、右手は自由にならない。

わかってるけど、こういう自由がきかないっていうことが徐々にストレスに感じたりします。

このたび東北のツーリングでは高速を多用するためスロットルロックを購入。実際に広島から名古屋、名古屋から会津、その後東北での1000km以上にわたって使ってみたので、その感想を。

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スロットルロックの仕組み

通常加速する時にはスロットルは手前に回して、スロットルを放すと自動にスロットルは戻って減速されますよね?

スロットルロック

でもこれは手を放しても、この金具(スロットルロック)がブレーキレバーに引っかかってくれてスロットルが戻らないようにしてくれるもの。

いや、それって危ないんじゃないの?って思ってたから手を出さなかったけど、まあ物は試しだし…。とおもって購入しました。

スロットルロックを取り付けてみた

まずはスロットルロックの取り付け。

同梱されていたゴムをスロットルの根本に取り付け。

スロットルロック

そしてスロットルロックのほうもゴムの上から取付。

スロットルロック

ただこれだけ。

通常はこのままスロットルロックが回転してくれるので、まったくいつも通りなんだけど、スロットルから手を放したいときにスロットルロックをブレーキ側に回転させれば、スロットルが自動で戻るのを止めてくれます。

なのでスピードが維持できるというわけ。

スロットルロックのレビュー

スロットルロックが若干ジャマ

スロットルロックを取り付けてスロットルを握ると、若干手がグリップエンドの方に寄るのですごく違和感を感じます。

ライディングポジションからみたスロットルはこんな感じ。

スロットルロックが握ったときに邪魔になる

自分はいつも小指と親指の付け根で雑巾を絞るようにスロットルを回すので、小指が微妙にギリギリ。

手が小さい人とか女の人とかはそうでもないかもしれないけど、手が大きい人はイヤかもしれません。

スロットルが戻らなくてもスピードが一定とは限らない

車とかについているオートクルーズはスピードを一定に保つわけだけど、このスロットルロックってアクセルを一定に保つだけなので、下り坂や上り坂ではその影響を受けます。

なので長い坂道では必ず定期的に調整が必要。結果的に自分でスロットルを握って運転したほうがいいじゃんという結論に。

あとはギャップではねた時にやっぱりスロットルが戻ったりしますし、そうでなくてもスロットルが徐々に戻ってスピードが落ちるということはありました。

ロック状態から減速するときは力づくてスロットルを戻すだけ

これまで手を出さなかった理由っていうのは、なにかあったときにアクセル戻せない・戻らないのでは?と思っていたからなんですが、この点についてはスロットルロック自体がガッチリとホールドするのではないので、スロットルを握った手でそのまま戻せば戻ります。

スロットルロックで固定しているので抵抗感は感じますけど、ロックを取り付ける前のゴムリングとスロットルの間なのか、スロットルロックとゴムリングとの間なのかがうまく抵抗を弱めてる気がします。

ライダー目線でスロットルロックを取り付けたスロットル

これがきっちりロックされれば前述したように”スロットルが徐々に戻ってスピードが落ちる”ということはないんでしょうけど、戻したいときに戻らないということになりかねません。

スロットルロックの締め付けをもっと強く締めればいいのかもしれませんが、左手のようにその気になれば長時間腕をダランとできるものではありませんでした。

戻したつもりが戻ってない恐れ

スロットルロックを使って高速道路を走行中、サービスエリアに入ろうと減速。この時点で当然スロットルロックを戻してシフトダウンしながらサービスエリアに入っていこうとしたとき、思った以上に減速していないことに違和感を感じ強めにブレーキをかけたんです。

ところがそれでも加速しようとするバイクに焦りを感じてスロットルを再度強めに戻したら、スロットルロックが効いていたようで焦ったケースがあったので、これが急ブレーキの時だったらどうだっただろうと不安に思うことはありました。

スロットルアシストをメインとして使うだけでも負担はかなり減る

先ほどの例があってからは、そこまでは積極的に使っていたスロットルロックですが、こちらのブログでも以前取り上げたこちらの商品をメインとして走ってました。

スロットルアシストを取り付けたXJR1200

これは握らなくても手首の付け根でもアクセルが回せるというもので、握力だけに頼らなくて済むので、これだけでも疲労は軽減できます。

そうかといってどうしても右手を自由にしたい瞬間っていうのはあると思うので、スロットルロックとスロットルアシストを併用していけば、長距離の高速道路での移動は疲労が軽減されます。

スロットルアシストで長距離ツーリングの疲労を軽減
スロットルアシストを取り付けてみました。アクセルを握った瞬間にツイッターでの評判がよくわかりました。見た目があまり好みではないので普段使いにはしないとおもいますけど、長距離ツーリングにはかなり効果が期待できそうです。

スロットルロックは安全装置を取り外すようなものなので注意が必要

スロットルロックもスロットルアシストも、これらが直接事故を起こすものではないです。

でもスロットルから手を放れれば一瞬で戻るという仕組みは、とっさの時のヒューマンエラーの防止や安全対策として取られていると考えると、このスロットルロック自体はその安全装置を外してしまうようなもの。一瞬の判断によってロックされたままの状態が続くと事故に発展する、事故が大きくなる可能性というのも否定はできないところですし、もしもスロットルが開けられたまま転倒したら無人になったバイクを止められないということにだってなるかもしれません。

現在街乗りメインのだめ両方とも取り外してますけど、使う時には高速道路のような場所限定で補助的に利用するのがいいかなと思います。

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば50代、30年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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