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XJR1200のフルパワー化という魅惑の言葉

エフゼロを入れて冬眠させたバイク XJR1200
XJR1200

先日の早朝ツーリングは、涙、涙・・・の残念な結果になってしまったのですが、過ぎた事は仕方がないことです。≫夏の早朝ツーリングに出かけるも20分で帰宅

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XJR1200のフルパワー化

さて、XJR1200オーナーのなかには少なからずフルパワー化のカスタムをされている方はいると思います。

なんといっても純正が93PSぐらいなのに対して、同エンジンを積む輸出仕様のFJ1200は純正で120とか130PS近いパワーを出してるんですよね。

さらにはバンスハインズのドラッグ仕様のFJでは240PSも出てるモンスターマシンがあったとか。

フルパワー化するのに必要なパーツというのが、サイトによっては点火タイミングを調整するプレートとかあるみたいなんですけど。

このあたりは年式によってでてくる情報がまちまちで詳細は不明です。

インシュレーター

どのサイトでも共通するのがインシュレーター。

インシュレーターはキャブからエンジン本体に混合気を送るためのゴムのパーツです。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、白矢印の先にインシュレーターがあります。

XJR1200のフルパワー化に必要なインシュレーター

XJR1200は混合気を送るための径が若干絞ってあるのに対して、FJ用の方は径が大きいんです。

当時お世話になってたバイク屋さんに言わせると、インシュレーターの径を上げてもエンジン本体の方もそれにあわせて削らないと意味ないよって言われたんですけど。

と言うのがエンジン本体はXJR1200用のインシュレーターの径にあわせて小さいらしいんですよね。

ちょっと伝えにくいのでイメージ図を・・・

XJR1200とフルパワーFJ1200のインシュレーターのイメージ図

左側XJR1200純正です。

右側のFJ用のインシュレーターは孔が大きく、より多くの混合気が送れるようになります。

ですけど、エンジンブロックの方の孔自体が輸出FJより小さいとのこと。

ただ、この情報って検索しても出て来ないしどうなんだろう?

開発者インタビューでFJ1200とのエンジンの違いって、キャブ径なんかは一緒で、変えてるのはエンジンの空冷フィンを大きくしたりとか、オイルクーラーを大型化したくらいって書いてあったし、わざわざエンジンブロック自体を変えてるともあんまし思えないので、多分ガセだと思います。

実際にその当時お世話になってたバイク屋さんでつけてもらったんですけど、フルスロットルしたら全然吹けなくなったから、絶対になにかしらの効果はあるはずなんですよ。

エアクリーナーボックスの加工

で、吹けなくなくなった理由というのが、今のバイク屋さんに出会って車検がてら相談したところ、どうもこのパーツをポン付けした状態だったみたいだったんです。

色々調べてくれた結果、エアクリーナーボックスの加工が必要だったり、メインジェットか何かもセッティングが必要だったみたいで、やっと今の仕様に出来上がったんです。

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まとめ

大型バイクだと、モアパワーなんて正直必要ないくらい無駄にパワーはあまり余ってるんですけど、フルパワー化って無条件に魅惑の言葉なんですよね。

性能どうこう関係なく心のチューニングです。

高速とかの合流とかで目いっぱいアクセル回すと、途中から音も豹変してかなり荒い音に変わるし。

フルパワー化したXJR1200

ネイキッド+空冷って言うとちょっとおとなし目で雰囲気バイクってイメージなんですけど、静かにポテンシャルを秘めてるこいつが好きです^^

▽その他のカスタム記事はこちらです

https://bikelife.work/xjr1200-custom-list/

XJR1200乗りの私がXJRの好きなところを語る

フルパワー化したXJR1200の燃費を改めて考えてみる

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プロフィール
この記事を書いた人
taro

気付けば40代中盤に差し掛かり、25年を越えたバイクライフや趣味の楽器やDIYに関した記事を投稿しています。
保有資格:原付 普通自動車 普通二輪 大型二輪 1級建築士 第2種電気工事士 1級建築/土木施工管理技士 2級FP 宅建士

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コメント

  1. 4SPEED より:

    たまに拝見させて頂いてます。
    私も96年12月に新車購入してから、今年の2018年12月まで車検を継続して乗り続けてます。
    過去の故障個所:
    ・クラッチレリーズのオイル漏れ:Oリング交換とピストン磨きで対応
    ・フロントフォークオイル漏れ:シールとダストカバー交換
    ・タイヤの空気バルブ折れ:即交換(お店でお世話になりました)
    ・リアショックのオイル漏れ:シール交換(バンプラバー継続使用)
    ・燃料コックの内部固着~キャブオーバーフロー:コック交換とキャブOH
    (この時は燃料がキャブからエンジンを経由してクランク内に流れ落ちてました)
    15年経過頃から乗る毎に何かが故障して、修理を繰り返してきました。
    最新の不具合は、フロントブレーキが引きずり気味なので、今年の冬休みにお掃除です。
    修理内容は、ほぼ同じ内容と思えましたので、これからも不具合個所の診断の参考にさせて頂きます。
    尚、オイルの警告灯が点灯は、過去2・3回経験しましたが、継続性が無かったので忘れる様にしてます。

    • taro taro より:

      4SPEEDさん、はじめまして。
      やはり似たようなところに不具合が出るみたいですね。
      さすがに20年を超えるといろんな所にメンテナンスのお金が掛るようになりましたが、これからもこの愛車を大事に乗っていきたいと思っています。
      コメントいただきありがとうございました。

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